無垢の桜の木からつくられた手彫りのバターケース。
鳥取県にある「ドモク堂」の朝倉康登さんがひとつひとつ丁寧に製作しています。
表面はすべすべとした心地良い手触りで、蓋を開けると内側は手彫りの跡が美しい、手仕事の魅力を感じられる仕上がりです。
四角いながらも角が面取りされた柔らかさが感じられるかたち。優しい風合いの木製バターケースは、あたたかい印象で食卓によく馴染み、フタをしたときのコトンという木の音がまた心地よいのです。
使われている木材は国産の山桜。
硬さはありますが、色が良く、そして彫りやすいそうです。すべすべとした心地よい手触り、やや赤みがかった色調、木目が美しく存在感があります。
ひとつのバターケースを一枚の木から彫って作られているので、フタとケースの木目がぴたりと一致した端正な仕上がりに。ひとつひとつ木目が異なるのも天然木の面白いところ。
ケースの内側は手彫りの痕が残る木肌の仕上げが特長です。
やすりで磨くよりも、刃物で切った面のほうが水弾きがよく、食器に適しているのだそう。その表面はとても滑らかで、木の個性を活かした手仕事ならではの心地良さがあり、天然素材の温かみや親しみやすさが伝わってきます。
木製のバターケースは自然の木の断熱効果により温度変化を抑えてくれます。冷蔵庫から出し入れしてもバターの程よいかたさと鮮度が保たれ、いつでも美味しくいただくことができます。
ケースだけでなく、付属のバターナイフにもこだわりが詰まっています。
ナイフがケースから抜けてしまわないよう、柄の部分にたわみをもたせるように彫る事で、ケースの中でカチャカチャと動かず、収まりがよい形になっています。
さらに、ナイフが収まる溝の穴を少しだけ削ることで、ケースの蓋がナイフに引っ掛からずスムーズに開けられるようにするなど、些細な気遣いが施されています。
安心の天然素材(クルミ油)で仕上げられています。
朝食のトーストから、日々のお料理まで活躍するバターケース。使っていくうちにバターの油分が移り自然と馴染み、木製の器らしい木の色の変化もお楽しみいただけます。
他の食器と同じように食器用洗剤で洗ってOKです。洗い終わったらすぐに水分を拭き取り、風通しの良い日陰で乾燥させます。
ツヤがなくなってきたな…と思ったら、オイルを塗ればしっとりとした手触りが戻り、油ジミや汚れもつきにくくなります。お手持ちの食用油で大丈夫ですが、クルミ油やアマニ油などの乾きの早い油がおすすめ。使い込むうちに艶やかな風合いが増していきます。
ドモクとは「土と木」で、土は栃木県益子町で陶芸活動をする奥様のご両親、木は鳥取県湯梨浜町で製作する朝倉康登さんの3人のユニットが「ドモク堂」です。
ドモク堂の木製品の特長は、彫り痕が残る美しい木肌の仕上がり。刃物で削った面は、やすりで磨くよりも艶やかで、光を反射するほどです。
使用する木材は主に国内産の桜で、丸太を製材するところから始まり、製材した木は3〜4年寝かせて、ようやく加工できるようになるそう。
スプーンやフォークなどのカトラリー、お皿、調理へら、バターケースなど、食卓に寄り添う道具を主に、体に入っても害のないクルミ油や漆、柿渋など自然素材で仕上げられています。
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