お米のブロックキャンドル - S ■寸法:高さ10cm × 直径5.5(cm) ■燃焼:およそ48時間 ■素材:米ぬか蝋 ■用途:テーブルウェア、バスルーム、食事用に ■装丁:単品 ボール箱入り ■製造:日本製 滋賀県高島市
近江手造り和ろうそく 大與(だいよ) 春夏秋冬の花をあしらった『絵ろうそく』。九州で採れるハゼの実から作る『櫨のろうそく』。 小指半分ほどの大きさ、小さな小さな『豆ろうそく』に、2011年にグッドデザイン賞を受賞した『お米のろうそく』。 大與さんは、初代の大西與一郎さんから現在の四代目 大西巧(さとし)さんまで、かれこれ100年以上も和蝋燭のセンスと技術を伝え続けている老舗です。 1984年、滋賀県の伝統工芸品に指定、2010年には曹洞宗の大本山、永平寺の御用達として命じられました。 ほっこり暖かくて、そこはかとなくモダン。 灯した火がすうっと立ち上がる瞬間、少しだけ周りが「しん」となる感覚や、それがやがて「じーん」に変わる、したたかに呼吸するかのような火の質はそのままに…… ![]() お米のブロックキャンドル - S ■寸法:高さ10cm × 直径5.5(cm) ■燃焼:およそ48時間 ■素材:米ぬか蝋 ■用途:テーブルウェア、バスルーム、食事用に ■装丁:単品 ボール箱入り ■製造:日本製 滋賀県高島市 お米のワックスだけで作られる、嫌な臭いや煙、黒いススのほとんどでないブロックキャンドル。 蝋涙(ロウの垂れ)も少ないため、清潔感のあるすがたのままでお使い頂けます。 こちらには洋ろうそくと同じ「糸」を芯として用いているため、芯切りの必要はございません。 溶けた蝋がお皿や燭台についてしまっても、冷えて固まれば「ポロッ」と簡単に取ることができます。 ひたすら地下から汲みだしてしまうだけの石油資源とは異なり、人が手をかければ枯渇することのない植物資源を用いた、心地よい日用品です。 ・良いものをじっくり少量生産。 米ぬかはとても渇きにくく、ブロック型ということでかなりの厚みがあるため一日に数個しか作れず、Lサイズとなるとひとつの型で一日にひとつしか作れないそう。 大量生産に真っ向勝負を挑む、大與さんならではの製品です。 Sサイズは四人掛けのテーブルの中心に据えたり、カウンターを区切るアクセントとしておすすめの大きさです。 載せるお皿やプレートの形状に合わせてすこし削ったり、裏に穴をあけてちょっと意外なところに飾ったりと、楽しい使い方はさまざま。 ガーデンウェディングやレストランの内装用品として、もちろんインテリア飾りとしてもご活用下さいませ。 写真に用いている黒と銀色のうつわは、炭谷三郎商店さんのお香皿シリーズです。 ブロックキャンドルSには「 ラウンドトレー S 」といった直径10cmほどの受け皿がほどよい大きさ。 MサイズやLサイズには「 ラウンドトレー L 」や、いちばん面積の広い「 スクエアトレー L 」などをお勧め致しております。 フラットで耐熱性のあるお皿ならなんでもブロックキャンドルの受け皿にはできるのですが、和洋のどちらかにも偏らず、なおかつ華美でなくシックなもの……と絞ってゆくと、あんがい見つかりにくいものです。 受け皿もいっしょにお探しの方は、宜しければあわせてご覧下さいませ。 ・計測に困った、驚異の長時間燃焼 こちらのブロックキャンドルを製品化しようとしていたときのお話。 せまる展示会での初披露にむけて、S・M・Lサイズそれぞれの燃焼時間を計ろうと燃やし続けていたところ、だいたいアタリをつけていた燃焼時間に反して、Sサイズですら丸2日経って燃焼、さらに2日経ってようやくMサイズが完全燃焼。 ところが展示会が翌日にせまっているというのに、まだまだ元気なLサイズ。 「えっまだ? まだ燃えるの? もうええやん……もうやめてくれぇ……あっ間に合わな(以下略」ということでタイムリミット、ひとまずLサイズの燃焼時間がよく分からないままのお披露目だったそうです。 そんなわけで、作り手である大與さんにとっても予想外のブロックキャンドルが出来上がったのでした。 燃焼時間は気温、湿度、室内の広さや風の具合によって変動してしまいますが、およその目安は以下の通りです。 お好みの大きさ、燃焼時間でお選び下さい。 お確かめ頂きたいこととお願い ・炎の周辺、特に上部には十分な空間をお取り下さい。 ・高温多湿、直射日光を避けて保管して下さい。 ・消灯後は黒い部分を取り除かず、そのまま次の点火にご利用下さい。 ・すべてが手作業による品ですので、表記のサイズとはわずかに誤差が生じる場合もございますが、これも手づくり品の良さとお考え頂き、お傍でお使い頂ければ心より幸いでございます。 日本の手仕事雑貨 ココショク トップページへ |