■5つの職人技。
こちらが、四日市萬古焼の陶器職人・藤井さんのこだわりが詰まった至高急須です。
美味しいお茶を楽しんでいただくために、「5つの職人技」が施されています。
■1.究極の茶こし穴
急須本体に、職人が一つひとつ手作業で茶こしのための穴を開けています。
その数は約100個。
この穴の大きさや数によって、淹れるお茶のおいしさが大きく変わってくるため、試作を重ね、究極の茶こし穴を完成させました。
従来の金属やプラスチック製の茶こしではないので、お茶の風味への影響がありません。
茶こし穴が大きいので粉が多少出ますが、お茶本来の味を、粉まるごとお愉しみいただければ幸いです。
■2.水切れのよい注ぎ口
茶こし穴から注ぎ口に向かってくぼみを作り、注ぎ口をV型に仕上げてありますので、お茶の流れが良くなり、急須に残さず注ぎ切りやすくなっています。
お茶を美味しく味わっていただくために、一煎一煎を最後の一滴まで絞りきってお使いいただくことをおすすめします。
■3.お手入れがカンタンなつくり
急須の内側のみにガラス質の釉薬をかけています。
表面が滑らかになっているので内側に茶渋がつきにくく、水で簡単に茶葉を洗い流せるのでお手入れがカンタンです。
また、口を大きく広く開いたつくりにしているので、茶葉を捨てやすく、中を洗浄する際に手が入れやすくなっています。
さらに、口の縁の裏側に段差をつけていないので、茶葉を捨てる際にも張り付きにくく、スムーズに捨てることができます。
■4.刻みを付けたフタ
フタの縁にギザギザの刻みを付けていますので、隙間から空気が入り、お茶が注ぎやすくなっています。
また、急須の縁に水分が付いても、フタと本体が吸着しにくいのも特徴です。
■5.丸みを帯びたかたち
本体のふっくらとした丸みは、お茶を注いだ時に茶葉が急須の中でうまく対流する形状です。
茶こしでお湯の対流が妨げられないため、ゆっくりと茶葉が開き、お茶本来のうまみを十分に引き出すことができます。
■さらに使いやすくなりました。
取っ手の上部に、丸い切り込みを入れました。
ちょっとしたことですが、蓋を押さえる親指の収まりがとても良くなりました。
■大小豆の3種類。
藤井さんの至高急須は、大(420cc)と小(280cc)、手のひらサイズの豆(40cc)の3種類からお選びいただけます。
また、至高急須と同じ仕様の煎茶碗もご用意しています。
至高急須(小)はこちら至高急須(豆)はこちら煎茶碗(2個セット)はこちら■陶器職人の藤井さん
この方が、陶器職人の藤井健司さんです。
1963年三重県四日市生まれ。
2004年に藤総製陶所の4代目代表取締役社長に就任しました。
急須を中心に土鍋・ご飯釜などを製造。
自社で釉薬を調合し、他社では出来ない釉薬を施した製品作りにも力を入れています。
2013年、至高急須が三重県公認「三重ブランド」に認定されました。
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藤井さんの商品一覧はこちらです。■お届けする商品
至高急須(大)
※焼締め仕上げで落ち着いた風合いです。
※製法の特性上、凸凹や色ムラ等がありますが、品質を損なうものではありません。手造りならではの風合いとしてご了承ください。
■商品の仕様
材質:陶器、硅砂、釉薬、水溶性セラミック
大きさ:本体幅約120mm×口径約100mm×高さ約80mm
※取っ手の長さは約65mmです。
※3〜4人分のお茶が淹れられる大きさで、お茶をたっぷり飲みたい方におすすめです。
重さ:約400g
容量:約420cc
生産:日本製
■お取り扱いについて
【ご使用になる前のご注意】
※本品は一品ごとに手作りのため、各品は多少の趣の違いがあります。
※本品の取っ手は一品ごとにノタ(陶土の泥)を塗布して接着し、焼き上げています。その際、まれに取っ手の付け根に細かいヒビのようなものが表面化することがありますが、そのままご使用いただきましても取っ手が取れたりすることはありません。
※直火やオーブンなどで加熱はしないでください。
※急須の底辺がテーブルやお盆などを傷つけないように、ご注意ください。
【ご使用に際してのご注意】
※本品は古くから伝わる本体とフタの隙間からお茶を注ぐ、「絞り出し」方式です。
お茶を注ぐ際にはフタを押さえるかあるいは外して、ずれ落ちたりしないようにご注意ください。
※使用劣化などのため、割れたり、ヒビが入ったり異音などがした場合には速やかにご使用をやめ、怪我などの無いようにしてください。
※本品でお茶を注ぐ際に急に大きく傾けますと、茶葉が茶こし部分を超えてしまうことがあります。ご使用の際はフタを外して、中の茶葉の様子をご覧いただきながら、ゆっくりとお茶を注いでください。
※茶葉の種類によっては茶こしが目詰まりする場合もあります。
※使用時に熱湯などで火傷などをしないようご注意ください。
【お手入れに際してのご注意】
※本品をご利用いただくうちに、茶渋などが付着します。市販の食器用漂白剤などをご利用いただければ取り除けます。お茶の香りを損ねますので、漂白剤の臭いが急須に残らないようなものをご利用ください。
※茶こし部分は、歯ブラシなどで汚れや詰まりを取り除いてください。
※本品ご使用後は、洗浄してからよく乾燥させ、そののちご収納ください。洗浄・乾燥が不十分ですと、カビなどの原因となりますのでご注意ください。
※食器洗い乾燥機もご利用いただけますが、洗浄時に他の食器などと機内で触れあって割れたりしないよう、洗浄の仕方にご注意ください。
※陶器ですので、強い衝撃を与えないでください。
至高急須(小)はこちら至高急須(豆)はこちら煎茶碗(2個セット)はこちら