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純銅製炊飯釜 ごはんはどうだ! 五合炊き用

■寸法:直径18cm × 高さ14.5cm
■材質:本体 - 純銅
    フタ - 二重構造18-8ステンレス
■仕上:表面 - 素銅仕上げ
    内側 - 高強度セラミック溶射フッ素樹脂加工
■装丁:専用ボール箱、銅クリーナー付属
■製造:日本製 新潟県燕市

悲しいことに一時は廃れ気味だったものの、近頃ではご飯通の人々の間で人気を取り戻しつつある直火炊き用のお釜。
陶器製やステンレス製など素材もさまざまですが、
メーカーによっては底や側面におこげがくっついてしまう製品もあったり、熱伝導率が低く、炊きあがりに時間が掛かってお米の表面が水っぽくなってしまったりと、
いろいろな難点をポツポツと耳にすることもあります。

そうした欠点を克服した直火釜が、こちらの品です。
新潟県の燕市にて伝統銅器の手法を受け継ぐ、新光金属さんが開発しました。


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新光金属の製品には、このほかにもさまざまな純銅製カップや調理器具、職人さんが一つ一つ目切りをした手づくりのおろし金、鎚目の風流な水割り用の酒器、そして古来より愛され続けてきた、焼付仕上げの風合い活きる銅製茶道具などもございます。

上の写真から新光金属さんの製品一覧にお進み頂けますので、銅器をお探しの方は、宜しければご覧下さい。





純銅製炊飯釜 ごはんは銅だ! 5合用

■寸法:直径18cm × 高さ14.5cm
■材質:本体 - 純銅
    フタ - 二重構造18-8ステンレス
■仕上:表面 - 素銅仕上げ
    内側 - 高強度セラミック溶射フッ素樹脂加工
■製造:日本製 新潟県燕市



ごはんは銅だ
3合
ごはんは銅だ
5合
ごはんは銅だ
3合 釜受けセット
ごはんは銅だ
5合 釜受けセット
ごはんは銅だ 1合
固形燃料 / 直火の2種類
食洗器で洗える竹箸
白竹 / スス竹



経済産業大臣賞とグッドデザイン賞をダブル受賞した、伝統銅器の老舗、新光堂の逸品です。

・直火式、最強のご飯釜。

悲しいことに一時は廃れ気味だったものの、近頃ではご飯通の人々の間で人気を取り戻しつつある直火炊き用のお釜。
一粒一粒がツヤツヤに際立つあの触感は、たしかにたまりません。
とはいえ、お釜といえば陶器製やステンレス製など素材もさまざまですが、メーカーによっては底や側面におこげがくっついてしまう製品もあったり、熱伝導率が低く、炊きあがりに時間が掛かってお米の表面が水っぽくなってしまったりと、いろいろな難点をポツポツと耳にすることもあります。

そうした欠点を克服した直火釜が、こちらの品です。
新潟県の燕市にて伝統銅器の手法を受け継ぐ、新光金属さんが開発しました。
言わずと知れた米処・酒処である新潟県。「ひとめぼれ」や「こしいぶき」といったうるち米はもちろん、米菓に用いるもち米や、「五百万石」のような酒米まで、県全域にかけてお米と名のつくものなら何でも栽培している、お米の国。
さて、そんなお米にうるさい新潟県の人が作る銅釜は、いったいどんなに凝った仕上がりなのでしょう。


・まずは純銅の良さから

すでにお読みになったという方はごめんなさい。
新光金属さんの他製品の項にて何度もご紹介させて頂いていますが、それでも食事や飲み物に関することですので、省くわけにはいかないのが純銅の特長。

銅の微量金属効果は水道水に含まれる塩素を一瞬にして分解し、カルキの嫌な匂いを除去した、美味しいお水を作ります。
純銅製の雪平鍋で作ると、汁ものがとても美味しくできるのは有名な話。
昔から花器や茶器には銅がもっとも良いとされてきたのも、このためだそうです。


・陶器の良さ + フッ素加工の良さ

新開発のセラミック入りフッ素樹脂コーティングにより、今までのような滑らかな表面ではなく、荒いセラミック粒子の凹凸で沸騰時の気泡の出方を変えました。
これにより多くの泡でお米を対流させ、ムラのない熱で、まんべんなく美味しく炊き上げます。
もちろんフッ素加工ですので内側にご飯がこびりつかず、洗うのも楽になりました。

しゃもじでこすっても取れないお釜では一割ほどのお米が無駄になってしまいますから、このくっつかないという点は、とても心に嬉しいことです。

・圧力に必要な重さと、洗いやすさを一緒に。

蓋には衛生的でお手入れ簡単なステンレス製二重蓋を採用。
ずっしりと重みがあり、お米に適した圧力を加えます。そうして本来内部空間に吹きこぼれてしまう「おねば」を取り込み、炊き上げる時にご飯へ吸収。
吹きこぼれにくいため、レンジ周りもお掃除が簡単です。


・水蒸気は「130℃」

炊き上げが終わり、火を消すと同時に内部の温度は一気に約130℃まで上昇し、数分間持続。
これによりお米一粒一粒がツヤツヤになり、もっちりとした食感の美味しいご飯が炊き上がります。
純銅の熱伝導率があってこそできる、本格釜炊き。

・ところで、熱伝導率は美味しさを左右するの?

ごはんの味は白さ、香り、甘さ、硬さ、粘りなどの総合評価で決まりますが、最大のポイントは「粘り」と言われています。
この粘りは、米のデンプン質が98℃以上の高温で加熱されることにより糊化し、粘りとなり、消化されやすく栄養価の高い『αデンプン』という物質に変化する為なのです。
銅製釜は釜全体加熱により、蒸らし時間も含め、98℃以上の高温が14分も維持しますので、α化を促進し、お米の芯までふっくらおいしく炊き上がるのです。
そして……

・10分強(!)でご飯が炊けちゃいます

なんと炊き上げ時間は10分そこそこ。おかずの準備をしているうちに炊き上がります。
炊飯器の「早炊き」がおおよそ25分、陶磁器製のご飯釜が蒸らしを含めて20分ほどですから、これは思わず首をかしげる早さです。

発熱する製品は時々ブレーカーが落ちるくらい電気を使いますから、ガスしか使わないお釜は節電にもなるうえ、電化製品と違って相当壊れにくいことを考えると、電気炊飯器より実はお得な一面も。
一度火を消す時間を計れば、あとはスマホや冷蔵庫のクッキングタイマーを使って、他の調理に専念することができます。
突然の来客や、「え、夕飯お家で食べる? 早く言ってよ!」という急場にも、ささっと炊きたてのご飯を用意できます。
(10分ちょっとでご飯が炊けたらお客さんはびっくりするでしょうけど……)

この「安定した早さ」もまた銅の熱伝導率でなければ難しいことの一つ。
蛇口から出る水は季節によって冷たかったりぬるかったりしますが、熱伝導率が高いことですぐに釜の中の温度が上昇するため、炊き上がり時間が水温によって左右されることも少なくなります。
もちろん熱の通りが良いということは、ご飯の硬さも調整しやすいということ。
ここではスピーディーな点を強調してはいますものの、ご飯の味を追求したい! という方は、ぜひ色々な炊き方をお試し下さい。


・家族で食べきり3合サイズと、
 お弁当の分まで炊ける5合炊き


おろし金の項に引き続き、ご紹介がやけに長くなってしまいました。
これだけ書いておいて最後に何ですが、何とも言えず良いのが、このお釜の姿。
料亭や小料理屋さんの厨房を覗くと、ピカッと光って見えたあの大きな銅のお釜。子どもの頃に憧れたという方も少なくないのではないでしょうか。
レトロで本格的な恰好もさることながら、無塗装の銅の風流さがたまりません。
素銅仕上げですので、酸化しないために銅が自ら被膜を作り、外側の色は年々変わっていきますが、これは銅が生きていることの証拠。
抗菌作用などはずうっと変わらず元気なままです。

こちらのお釜には3合用と5合用がございますほか、固形燃料で炊く、スタンド付きの1合用銅釜もございます。





お確かめ頂きたいこととお願い
・IHクッキングヒーターにはお使い頂けません。
 お使い頂くうちに、古い十円銅貨のような全体が土色に変わり、湿気の多い場所では緑青なども発生致します。
 緑青は無害ですので煮炊きする製品でなければそのままお使い頂いて結構ですが、気になる方は「酢」と「塩」を混ぜ布に付けて磨きますと簡単に取れますので、この方法で処置してください。
・長期間ご使用いただくにつれ、ゆっくりと銅部分の色合いや艶が変化してゆきます。
 これも純銅製ならではの味わいとお考え頂き、末永くお使い頂ければ心より幸いでございます。