【2024年予約販売】石川梨園の 呉羽梨 富山県産 大玉以上5〜8玉 約3kg 赤秀品 *常温便 *送料込

富山県の期待に応え続けてきた高品質な石川梨園の呉羽梨

■ご予約後の流れ
(1)ご予約完了メールをお送り致します。
(2)収穫が近づきましたら、メールにて収穫日程を事前にご連絡いたします。
(3)収穫後、発送致しましたら、メールにて発送伝票番号をお伝え致します。
【ご確認下さい】
※送料込み価格です。尚、北海道・沖縄・離島へは別途+660円がかかります。 
※発送日が決まりましたら、メールにて発送日をお伝え致します。

商品名:富山県産 石川梨園の『呉羽梨』 約3kg 大玉以上5〜8玉
賞味期限:3〜8日間
保管方法:温度変化のない場所
シーズン最終品種 呉羽梨新高種5kgはコチラから
シーズン最終品種 呉羽梨新高種3kgはコチラから

熟練の職人が地元の期待に応え続ける味石川梨園の呉羽梨
富山県の中央に位置する呉羽地区は、明治30年代から和梨の栽培が始まりました。粘土質の土壌でありながら傾斜地で水はけがよく、これが梨の栽培に適した環境であった事から栽培面積が広がっていきました。安定した環境下で作られる呉羽梨は地元で愛され続け、梨コロッケやお肉の下ごしらえに使われたりと、生活の一部として存在するようになりました。また地元の学生には摘果や収穫体験などのカリキュラムがあり、子供の頃から身近に呉羽梨を感じられる環境になっているそうです
店主が関東の市場に出入りしていた頃、全国各地の梨が集まっていましたが、この呉羽梨は存在自体知りませんでした。初めて幸水種を試食したのですが、切り口から果汁がじわりと溢れる程のジューシーさ。そして糖蜜のような和菓子を想わせる甘さが口に広がり、幸水特有の香りが鼻孔につき、ほのかな酸味が後味を締めくくる。「これは美味い地域の梨だ」と実感し糖度を計ると、13度。高級梨で名高い産地の糖度基準をクリアしておりました
「どこに出しても美味いと評価を受ける梨をつくりたい」生産者である石川さんはそうおっしゃいます。先祖代々繋いできた栽培技術と新たな技術を結合して作る呉羽梨は、高い品質を誇ります。地域で愛され根付いた呉羽梨だからこそ、地元の期待に応え続けようとするその想いで、この高い品質が守られている。美味しさの原動力はここだと思いました

いっとうもの目利きの一推し
日本の梨には大別して2種類があります。ひとつは赤梨と呼ばれるいわゆる「甘い梨」、もうひとつは青梨と呼ばれる「シャキシャキとした梨」、前者は幸水や豊水などの品種があり、後者は20世紀梨が有名です。呉羽梨は赤梨で品種リレーをしていきます。この品種リレーというのは収穫時期が各品種ごとに違い、早く熟す種から順々に収穫をしていき、品種を代えながら旬をお届けする事を指します。和梨もそうですし桃もそうですね。蛇足ですが、収穫時期は違えど花芽の時期は同じなので、農園では「どこにどの品種を植えたか」が大事になります。

さて呉羽梨がリレーする品種の話なのですが、もちろんそれぞれの種に特徴があります。以下は何十種類もの産地の梨を食べて来た個人的見解になりますが、ご参考までに。

幸水種:香り幸水と呼ばれるほど、匂いが優れます。その甘さもどこか蜜っぽく、酸味もしっかりあって味のバランスが良い品種です。外皮が黄色に変わる頃に食べると一番美味いのですが、見極めが遅すぎると発酵臭が発生するので毎日眺める事をお勧めいたします。
豊水種:こちらはジューシーな梨の品種で、果肉や果汁に関しては青梨に近いでしょうか。ただ青梨に比べて豊水は甘さに特化していますので、甘いジュースを飲んでいる感覚に陥ります。食べ比べると味の幅が大きいので、この豊水種の出来栄えがその産地の実力になるかと思います。
あきづき種:どちらかというと新種の赤梨で、幸水豊水新高という赤梨をリレーする品種を全て掛け合わせて出来ました。当初は棚持ちの良い新高種の系譜かと思っていたのですが、幸水系の糖蜜の甘さが強い為(発酵臭の関係で)あまり長期間保存は出来ないようです。しっかり甘くてジューシー、間違いの無い和梨です。品種名が梨っぽくないのが玉に瑕。
新高種:大玉傾向で果肉が締まった印象があります。よく高級フルーツ店が秋ごろに仕入れる赤梨は、この品種か南水種となります。大きく見栄えしてしかも棚持ちが良い。数日間常温で置いていても平気です。そしてカットするとじゅわりと申し分の無い甘さの果汁があふれ出す。どこか自然界が作り出したスイーツのようですね。