ソッツィ SOZZI ／ シルクダイアゴナル編みソリッドニットネクタイ「DIAGONALE SOLID」（ブラック）

1912年にイタリアのミラノで創業したイタリアンクラシックを象徴する高級ホーズメーカー「SOZZI（ソッツィ）」。完全ハンドメイドによる上質な仕立てと確かなクオリティに裏打ちされたソッツィの靴下は、創業からわずか数年で靴下業界において確固たる地位を確立し、紳士の足元を飾る“エレガンス”の象徴になりました。ロングホーズといえばイギリスのパンセレラかイタリアのソッツィと言われるほどの知名度を誇ります。現在は二代目であるFRANCO SOZZI（フランコ・ソッツィ）が社長をつとめており、創業当時から変わらず100%天然素材にこだわり、足先からふくらはぎまでの形状を立体裁断によって巧みに形成し、つま先をハンドリンキングで仕上げることで素晴らしい履き心地とフィット感を実現しています。ヴェネツィアの北に位置する自社工場では、ニットネクタイやポケットチーフなど靴下以外のアイテムも生産しています。

当店初登場となるSOZZI（ソッツィ）。クラシコイタリア勃興期から現在に至るまでイタリア紳士の足元には常にソッツィの靴下がありました。イタリアンクラシックに少しでも興味のある方でしたらソッツィの名前を知らない人はいないと思います。ソッツィといえば靴下ですが、実はそれ以外のアイテムもラインナップされており、靴下同様、ヴェネツィアの自社工場で専門職人によって丁寧に作られています。

今回ご紹介するのは、ソッツィの「ニットネクタイ」です。長年にわたる靴下作りの中で培ってきた繊細なニッティング技術によって生み出されるニットネクタイはイタリア随一の仕上がりといっても過言ではなく、ネクタイ専業ブランドの品を凌ぐほどの完成度を誇ります。余談ですが、ニットネクタイは編物なのでネクタイというよりむしろ靴下に近い生産工程になります。ここだけの話、ニットネクタイを自社で生産しているネクタイ専業ブランドはありません。生産工程がまったく違う（＝特殊な編機が必要とされる）ためすべて外注です。その外注先となるのが靴下メーカーなんです。このような理由からソッツィは古くからニットネクタイを得意にしており、バイヤー泣かせの豊富なバリエーションと優れたコストパフォーマンスで知られています。

こちらの「C4246V（DIAGONALE SOLID）」は、継続展開されているニットネクタイコレクションの人気定番モデルのひとつです。いかにもココンチらしい芸術的なダイアゴナル編みで仕上げられたニットネクタイは、程よくカジュアルな印象でありながらシルクの美しい光沢感があるのでエレガントな見え方をします。注目ポイントは“大剣の形状”です。一般的なニットネクタイは大剣が四角（水平）ですが、このニットネクタイはV字になっています。これによりニットネクタイ特有のカジュアルな印象が和らぎ、品良く洗練されて見えます。ニットネクタイの大剣をV字にするには熟練の技が必要とされ、大幅なコストアップになるため採用しているメーカーは限られています。ドレイクスやマリネッラにも大剣がV字のニットネクタイがありますが、ソッツィの倍近い価格です。神は細部に宿ると言いますが、このちょっとしたディテールが大きな違いを生んでいます。大剣がV字になったニットネクタイは珍しいと思いますので、すでにニットネクタイをお持ちの方にもお勧めします。

説明するまでもありませんが、ソッツィ謹製のニットネクタイなのでクオリティの高さは折り紙つきです。厳選されたシルク素材から紡がれた細番手糸を撚り合わせた中太糸を低速でざっくり編み立てたダイアゴナル編みニットは、立体的で弾性回復性に優れており、締めたときに通常のニットネクタイでは生まれにくい美しいディンプル（ノットの凹み）を作ることができます。しっかり編み込まれているので一日中締めていても緩まず、型崩れしにくいこともポイントです。表面にはシルクならではの透き通るような光沢があるので高級感も申し分ありません。

ビジネススタイルのカジュアル化が進んでいる昨今、コーディネートに“軽さ”をプラスできるニットネクタイは必須アイテムになりつつあります。シルク素材のニットネクタイであれば、春夏だけでなく秋冬にも使える（シーズンレスで使える）ので一本持っていて損はないと思います。いつものネクタイをニットネクタイに替えるだけで若々しいイメージを打ち出すことができるので、マンネリ化した格好にちょっと変化を出したい方にもお勧めです。

SIZE

（単位: cm）

COLOR VARIATION

ブラック	グレー
ネイビー

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