常滑焼急須 人水 JINSUI IROIRO 03 700ml

■商品名常滑焼急須 人水 JINSUI IROIRO 03 700ml
商品コード:jin-0003
常滑急須、セラメッシュ茶こしでお茶の葉の広がりが違いまろやかな味わいに。




たっぷり容量700ml
お茶を愛する家族の大きさ


こちらの人水IROUROシリーズの急須は現代のインテリアに合わせたホワイト・グレー・ブラックの3色展開、こちらの円筒型にデザインされたIROIRO 03は容量700mlと急須としては大容量タイプです、家族でお茶を十分に楽しめるサイズです。
見た目よりも非常に軽く手持ちの商品で450gです。手作りで個々の差があるので目安にしてください。

釉薬を使ってない焼締めという仕上げです。焼締めは常滑急須の特徴でもありお茶をおいしくする特徴でもあります、とても細やかなマットの仕上がりでザラザラと言うよりはサラサラ感が強い肌触りとなります。

常滑焼の急須は「急須と言えば常滑急須」と言われるぐらい有名です。その由来は酸化鉄を含んだ土にあり、酸化鉄とお茶の苦み成分タンニンが反応しお茶がまろやかな味になると言われております。
また、JINSUIの急須は、茶葉の広がりがよくお茶の香りの広がりも豊かです。
また、フタ擦り(蓋の密閉)も穴を塞ぐとお茶の出が悪くなるほど密閉性があり、急須の蓋についている空気穴の向きでお茶の味が変わると言われております。




急須でお茶の味は変わる

■常滑焼(とこなめやき)
常滑焼は、愛知県南西部・伊勢湾と三河湾を分ける知多半島の中央付近に位置し常滑市を中心に、平安時代末期(1,100年頃)から作られている日本を代表する
伝統工芸の焼き物です。

■焼締め(やきじめ)締焼き
焼締めとは土のまま高温で焼成した陶器のことを言います。
一般に陶器はその素地(そじ)に吸水性があり、水の侵入を防ぐために釉薬をかけることが多いです。
常滑焼は、朱泥土(じゅでいつち酸化鉄を含んだ土)を使用しており。酸化鉄を含んだ素地は、釉薬を使わないで焼いても高い耐水性と強度があるため、土そのものの特長を生かした素朴で味わい深い出来上がりとなります。

■急須で味が変わる仕組み
焼締めで仕上げられた茶器は、表面にとても小さな穴が無数にでき急須の内部は活性炭のように多孔質になります、そこにお茶や水の余分な匂いや不純物が付着し雑味がなくなります。
さらに、茶葉に含まれるタンニンと土に含まれる酸化鉄が反応し、苦みの成分となるタンニンがまろやかにな味になると言われています。
また、茶こしを使わないことで茶こしからでる雑味も無く、広いスペースで十分に広がった茶葉で、深い香りを楽しむことができるのです。古くから「茶器と言えば常滑焼」と言われております。





お茶の香りを楽しむ

急須と同じ素材で作られたセラメッシュ(茶こし)により、雑味のないお茶本来の香りを楽しむことができます。
お茶の葉が詰まることもありますが、軽く円を描くように回していただきますと、円筒形の形によりセラメッシュの葉が離れていきます。







大きな大きな開口部

メンテナンスしやすい大きな開口部で、手を入れて洗うことができます。
丸くない開口部のデザインは、お茶を注ぐときの堤防のようなもの、蓋からこぼれることなく、最後の一滴まで注ぐことができます。



























■お手入れ・メンテナンス


洗剤を使わず水洗いが推奨されています。においなどを吸着しやすい陶土を使った急須ですので、洗剤の臭いがついてしまう事があります。
洗い終わった後は、水気をふき取って、フタを外した状態で、風通しの良い所に干してください。
●漂白剤や食洗器は使用厳禁です。
●金属製のスポンジ・タワシ使用厳禁です。
●直火厳禁です。

焼締めでつくられた素焼の容器です長年使いこんでいくと、色ツヤがよくなり一点ものとしての味が出てきます。


■ メーカー・生産者の説明


愛知県常滑市で常滑焼を生産しているJINSUI(人水)のブランド「IROIRO」シリーズの急須です。JINSUIは江戸時代に創業し、常滑の良質な土と巧みな技術を現代まで受け継いで、製品の品質が非常に高く、最高峰の急須を作っている窯元の一つです。
常滑市の伝統工芸品「常滑焼」は、瀬戸、信楽、越前、丹波、備前と並ぶ「日本六古窯」に数えられる由緒ある焼き物で、「日本六古窯」は、2017年に文化庁が日本遺産に認定されています。


■ Spec


素材

常滑焼磁器

サイズW18.5×D17×H11cm
カラーWhiteGrayBlack
メーカーJINSUI人水
シリーズIROIRO
生産国日本(常滑市)

レンジ×・食洗器×・オーブン×・直火×、すべて使用不可となります。

総内容量

700ml