山形で暮らす二人のデザイナーによってできたデザインレーベル「山の形」。自身が体験した山形の魅力を、ものづくりの視点から伝えたいという想いから生まれました。
あけびの蔓をねじって仕上げられたシンプルな鍋敷き。小鍋やフライパンを一時的に置きたいとき、アツアツのグラタンやスキレットをテーブルに置きたいときにサッと出せます。
製作は山形で活動する藁細工SAKICHIL(サキチル)。地域の先達から伝え受けた技術をワークショップやイベントを通して、若い世代や外の地域で暮らす人達へ藁・蔓細工の文化を伝えています。
蔓(つる)細工とは |
主に東北・長野の雪深い農村で作られていた細工品です。1年以上乾かしたあけびや山ぶどう、マタタビの蔓を使って、籠やザルといった日用品を編んだもの。農閑期の冬に欠かせない仕事の一つでした。 あけびの蔓はしなやかで長持ちし、籠を編むのに最適な素材。地域の生活に根差した手仕事品です。 |
丸みを帯びたあけびの蔓は弾力性があり、置いたものを傷つけにくい素材。琺瑯・ガラス製の薬缶や、傷が目立ちやすい金属製のお鍋などを置くときに重宝します。
焼きたてお菓子のクーラーとして。
物を持ちながらでも片手ですぐに取り出せるので何かと便利、片付けも引っ掛けるだけなので気軽にお使いいただけます。
アツアツのグラタンを食卓へ。自然な佇まいを残した鍋敷きはテーブルになじみやすい風合いです。
高温になったお鍋やフライパンを乗せると表面が焦げ付いたり、穴部分からテーブルへ熱が伝わり焦げてしまうことがありますのでご注意ください。
どれも同じあけびの鍋敷き
自然素材を使用したあけびの鍋敷きは、収穫時期によって蔓の太さ・色合いなど異なり、輪の大きさやゆがみにも個体差があります。
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東北・山形で暮らす二人のデザイナーが立ち上げたデザインレーベル「山の形」。「ものづくりを通して山形の風土と暮らしを浮彫りにしていく」という想いから銘打ちされました。
地域によって作られた道具には、そこで生きる人や暮らし・先人の知恵といった、その地域で採れる素材や技術だけでない魅力が詰まっています。山形の美しくも厳しい風土と共に生きるため培われた暮らしと、手仕事をつなぐ新しい道具を作る山の形。山形の輪郭と、暮らしの中のモノ・コトを結び、発信していきます。
![]() くだものナイフ S | ![]() くだものナイフ M |
![]() あけびのトレイ | ![]() あけびの鍋敷き |
![]() 桐のトレイ S 浅 | ![]() 桐のトレイ S 中 | ![]() 桐のトレイ S 深 |
![]() 桐のトレイ M 浅 | ![]() 桐のトレイ M 中 | ![]() 桐のトレイ M 深 |