専門的で種類が多く「どれを選んだらいいのか」分かりづらい包丁。
そんなお悩みを解決してくれるのが庖丁工房タダフサの「基本の3本」です。
「万能170mm三徳」「万能125mmペティ」「パン切り」
料理をする際、まずはこれだけ揃えば充分。
切れ味やお手入れの事も考えた、毎日の暮らしにあわせた使いやすい本格派の包丁です。
軽く力を加えるだけでスッと刃が入り、食材がスムーズに切れる包丁はとても気持ちの良いもの。
トントントンと軽快にリズムよく食材を切る音や、リンゴの皮をスルスルと剥く感触が心地良く、調理の工程で食材を切る作業が面倒だという方も、使うのが楽しくなる包丁です。
キッチンに立つことの多い女性でも扱いやすい、程よい重さに、丸みを帯びた握りやすい持ち手。
ハンドルは優しい木の風合いを感じる栗材でつくられており、無機質で硬い印象のある包丁にあたたかみを与えてくれます。
切れ味よく長く使えるように、庖丁工房タダフサでは、切刃には鋼を使うことにこだわっています。
鉛筆の芯にあたる切刃には『日立SLD鋼』という錆びにくく切れ味のいい鋼を使い、鉛筆の木にあたる母材には錆に強いステンレスを使っています。
『日立SLD鋼』は、ステンレス並みのクロームと多くの炭素やモリブデンバナジュウム等を含んでいる特殊合金鋼です。
そのため不純物をほとんど含まない炭素鋼(白紙鋼・青紙鋼)よりも錆びにくく、オールステンレスの包丁に比べ、よく切れ、切れ味も長持ちするのです。
とは言っても、全く錆びないというわけではありません。
鋼としては錆びにくい『日立SLD鋼』ですが、汚れや水分が付着した状態で放置するのは錆のもと。
お使いのうちに薄っすらと茶色っぽいシミの様なものが出てくる場合がありますが、実はこのシミの様な汚れが錆なのです。
万一、このような赤錆が発生した場合は、早めの対応が大切。研磨材を含んだクレンザーなどで、擦り落とすと簡単に綺麗になります。
包丁は毎日使っているうちに刃先が摩耗して、だんだんと切れにくくなっていきます。
オールステンレスの包丁は錆びにくいというメリットがある一方、研ぎ直しが難しいというデメリットがあります。
『日立SLD鋼』が使われている庖丁工房タダフサの包丁は、研ぎやすくお手入れしやすく簡単に元の切れ味に戻すことができます。
切れ味が落ちてきた時には、ぜひ砥石を使って包丁を研いでみてください。
ハンドルには耐久性、耐水性に優れた栗材を使用。
さらにその栗材をタダフサの特許技術から生まれた抗菌炭化木にしています。
抗菌炭化木とは木材を炉の中で燻製状態にし、炭の一歩手前の状態にした木材のこと。
木材に菌が付着した際に栄養分となる水分や栄養がほとんどないので、菌が繁殖出来なくなり死滅してしまうのです。
燻しているので独特の香りもしますが、夏場や湿気の多い季節も腐りにくく衛生的にお使いいただけます。
完全に焼いてしまうと炭になりもろくなってしまいますが、半炭化状態なので木材そのものが持つ質感も残っています。異なる色合いや木目など、一丁一丁それぞれの個性をお楽しみください。
![]() 万能 170mm 三徳 刃渡り170mm(全長300mm) | ![]() 万能 125mm ペティ 刃渡り125mm(全長230mm) |
![]() パン切り 刃渡り230mm(全長365mm) | ![]() 砥石#800 基本セット 砥石:約 W62×D183×H20mm |