シンプルでコンパクトな鰹節削り器
鰹節削り器といえば、桐の箱で出来た引き出し付きのものを思い浮かべますが、鉋台職人「台屋」が作る鰹節削り器は、従来にないシンプルさとコンパクトさが魅力的。
食事をしながら鰹節を削るという新しいライフスタイルを提案する台屋の鰹節削り器は、食卓に置いても違和感のないデザイン。
従来の引き出しをなくすことで、高さは半分ほどに。上から押さえて力がいれやすく、キッチンで使うのはもちろん、座って食卓で削りたての風味豊かな鰹節を味わうことができます。
削った鰹節は鉋台の下の箱に集められ、そのまますべり台を伝って取り出しやすくなっています。これも引き出し式にはない、鉋台の技術を応用した発想です。
水洗いができない鰹節削り器のおそうじには、別売りの「かつばこブラシ」がオススメです。
もちろん台屋の本業である鉋は折紙付きの切れ味。試し削りをしてそのまま出荷しているので、刃の調整をする必要がなく、届いてすぐに使い始めることができます。
ご自身で刃の調整もできるので、そのような時は、別売りの「かまぼこ木づち」があると便利です。
30秒削った鰹節(3.8g)/市販の小分けパックの鰹節(2.5g)
鰹節削り器で30秒間削ってみたところ、3.8gの鰹節を削ることができました。削る面や刃の出ている量によって誤差はありますが、ものの20?30秒で市販の小分けパック分の鰹節をあっという間に削ることができます。
削りたての鰹節は、香り高く鮮やかな赤色、旨味が一味も二味も違う濃厚な味わい。毎日の料理に、栄養豊富な鰹節で美味しいひと手間を加えてみてはいかがでしょうか?
たくさん削って小さくなってきた鰹節を安全に削るには、別売りの「台屋式おさえ木」があると安心です。
鰹節削り器の種類と選び方
刃の種類
左「SK」と右「青紙」
台屋の鉋刃は、昔から包丁によく使われる価格を抑えながら品質の高い「SK材」、SK材から不純物を取り除きタングステンやクロムを加えて刃の切れ味が長持ちするようにした「青紙」の2種類です。
| 硬さ | 切れ味 | 持続性 | 脆さ | 錆 | 研ぎやすさ | HRC硬度 |
青紙 | ◎ | ◎ | ◎ | ○ | △ | △ | 62±1 |
SK | ○ | ○ | △ | △ | × | ◎ | 58±2 |
青紙とSK材では鋼の硬さが違います。刃を砥いだときに青紙のほうが硬いため、より尖がらせることができます。刃先が欠けにくいので永く切れる反面、硬くて砥ぎにくいという弱点もあり、SK材のほうが研ぎやすくなります。
箱の種類
上:ウォルナット/下:ブナ
種類は高級家具にも使われるウォルナットとブナの2種類で、厳選した素材を丁寧に削り出しています。
落ち着いた雰囲気のウォルナットと明るく軽やかなブナ。鉋台はどちらも白樫で統一されているので、お好きな雰囲気でお選びください。
仕上げは、木の呼吸を妨げない天然クルミオイルを使用。オイルが酸化した後、汚れのつきにくい膜となって美しさを長持ちさせます。無垢材なので、年月とともに味わい深い色合いに変化する楽しみも感じられます。
サイズ
左「台屋の鰹節削り器」と右「赤香」と鰹節
キッチンでも食卓でも使いやすいベーシックな「台屋の鰹節削り器」と、手軽に削りたての鰹節を食卓で楽しめるコンパクトな「赤香」。「赤香」の名前は、削りたての鰹節の色を表現しているのだそう。
台屋の鰹節削り器は赤香シリーズより箱のサイズが大きいので削った鰹節が多めに入ります。どちらも高さは58mmとかさ張らず、いつでもすぐに使えるところに置けて収納場所にも困りません。
ラインナップ
台屋の鰹節削り器
赤香
1946年創業、新潟県三条市の小さな町工場で鉋の木部「鉋台」を作り続けてきた大工道具メーカー山谷製作所から「台屋」は生まれました。金物の町で知られる三条市では、刃を作るのは鍛冶屋、鉋台を作るのは台屋と呼ばれており、台屋である山谷製作所が持っている技術を活かして、今までにない和モダンなデザインの鰹節削り器で、新しいライフスタイルを提案しています。
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