味がしっかり染みた煮物や、煮魚。
その工程に欠かせない、落し蓋。
煮物や煮魚などを調理するとき、落し蓋をすることによって煮汁に対流ができるので、均等に鍋の中にいきわたり、食材にムラなく味が染みわたります。
また、食材が動きにくくなるので、ジャガイモやカボチャなど崩れやすい食材は煮崩れしにくくなり、ほっくりしみしみ美味しい煮物に仕上がります。
素朴ながら、重要な役割を担う落し蓋です。
材質は、水に強く耐久性が高い、木曽椹(さわら)を使用しています。
木曽椹(さわら)は木曽五木のひとつでもあり、ひのきなどに比べて匂いが少なく、昔からおひつや飯台などによく使われています。
高い耐水性が特色で、灰汁取りの役割もあり、食材に匂いが移らず最適な素材です。
また、木製の落し蓋は適度な重さがあるので、具材がゴロゴロ踊って崩れるのを防ぐのにも効果的です。
熱伝導率が低いので、鍋の温度を一定に保ち、食材にもムラなくしっかり火が通るのも木製ならではの仕事。
落し蓋の種類は、「16cm用」「18cm用」「20cm用」の3種類ございます。
落し蓋のサイズは、鍋の外寸直径より2〜3cmくらい小さいサイズがおすすめです。
商品名 | おすすめの鍋サイズ (外寸) | 本体(落し蓋)サイズ |
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・16cm用 | 15〜16cm | Ф13cm |
・18cm用 | 17〜18cm | Ф15cm |
・20cm用 | 19〜20cm | Ф17cm |
お持ちの鍋のサイズをご確認いただきお選びください。
取っ手は大きめで角が斜めにカットされており、掴みやすく鍋に出し入れがしやすい形。
シンプルでありながら、使う側を考えた優しいデザイン。
丸穴は菜箸を使って鍋から出すのにも便利。熱い鍋に手を近づけなくても取り出せるのが嬉しい。
また、フックに掛ることもできるので、乾かすときにも便利です。
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デザイナー小泉誠がプロデュースする「ambai(アンバイ)」は、暮らしに根差す道具づくりを志すとともに、日本の仕事にこだわります。作り手とデザイナーが関わり地域の特色や技を生かし、道具の性能/素材/形状などのバランスを整え、使い手にとっていい塩梅となる道具を目指しています。
![]() 蓋立 約W90×D80×H105mm | ![]() 鍋つまみ チーク 約Φ50×L23mm | ![]() 鍋つまみ 栗 約Φ50×L23mm |
![]() 落し蓋 16cm用 約Φ130×30mm | ![]() 落し蓋 18cm用 約Φ150×30mm | ![]() 落し蓋 20cm用 約Φ170×30mm |