パナソニック ワイヤレスマイクロホン WX-ST100/WX-ST300用充電池パック WX-SB100
本機は、ワイヤレスマイクロホン(WX-ST100、WX-ST300:ともに別売品)用の充電池パックです。
商品仕様
定格電圧/容量 | 3.7 V DC / 700 mAh |
電池型式 | 充電式リチウムイオン電池 |
動作周囲温度 | 充電時:+5 ℃ 〜 +35 ℃ 動作時:+5 ℃ 〜 +35 ℃ 保存時:-20 ℃ 〜 +40 ℃(3 ヶ月以内)
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湿度 | 10 % 〜 95 % |
寸法 | 幅 31.4 mm × 高さ 5.9 mm × 奥行き 39.5 mm |
質量 | 19g |
1.9 GHz帯 デジタルワイヤレスマイクシステム
デジタルならではのクリアで安定したワイヤレスマイク拡声
DECT ※1 準拠方式採用機器専用の1.9 GHz帯におけるデジタル通信方式を採用し、電波利用料も不要です。
2.4 GHz帯など他の周波数帯と比較して利用されている機器が少ない ※2 ため、他の機器による影響を受けにくいという特長があります。
赤外線通信のように外光による影響を受けることもありません。 このため安定したワイヤレス通信が可能です。
※1 DECT(Digital Enhanced Cordless Telecommunications):デジタルコードレス電話の通信規格です。 ※2 2017年6月現在。2.4 GHz帯は、電子レンジのほか、パソコンやスマートフォンで利用されている無線LANや短距離無線通信など多くの情報通信機器で利用されています。
電波干渉に強い自動干渉回避機能を搭載
チャンネル使用状況を常時モニタリングしており、安全なチャンネルで通信を開始するとともに、もしも干渉が発生しても自動的に他チャンネルに回避する機能(自動電波干渉回避機能)を搭載していますので、安定した通信が可能です。
さらに、本機能の搭載により、予め機器毎に使用する無線チャンネルを決定するための、面倒なチャンネルプランシートの作成も不要です。
ペアリング登録で高い秘匿性・秘話性を確保
アンテナステーションとマイクは、組み合わせる機器同士のボタン操作だけでペアリング登録を簡単に行うことができます。
ペアリング登録したマイクだけで暗号化された通信を行いますので、800 MHz帯、300 MHz帯などのアナログ通信方式と比べて、システム間の混信や盗聴される心配がありません。
システム構成例
マイクロホン2台での構成例
マイクロホン4台での構成例
マイクロホン8台での構成例
※1 CAT5(カテゴリー5)以上のLANケーブル(Ethernet ケーブル)(別売):配線距離は最長約60 m。本システムでは、LANケーブル1本で音声信号(2チャンネル)+DC電源供給をおこないます。クロスケーブルは接続しないでください。故障の原因になります。
※2 卓上型デジタルアンプと接続する場合は、アンテナステーション(WR-SR102)からの音声はチャンネル1とチャンネル2の音声がミキシングされて出力されます。
※3 ワイヤレスマイク (WX-ST100/ST300) の ペアリング登録 を行うとき、ワイヤレスマイクとアンテナステーション (WX-SR102) またはベースステーション (WX-SP104)のボタンを押す必要があります。アンテナステーションのボタンを押せない高所に設置する場合には、必ずベースステーションと組み合わせてご使用ください。
● 複数の部屋で使用する場合は、同期設定が必要です。 窓・扉の位置や建物の構造などに伴う電波到達の影響により、各室の利用可能台数は変わります。
金属の壁で囲まれた部屋では、壁面の強い反射によりデータの一部が欠落する現象(マルチパスフェージング)が発生するので、ご使用できません。
設置される環境で音切れ等が発生する恐れがあります。以下の条件で使用する場合は、事前に販売店にご相談ください。
1. 同一無線空間(届く範囲)で12本以上のマイクを使用する場合
2. 構内PHSが多く使用されている場所で利用する場合
3. 移動卓へアンテナステーションを設置して、部屋を移動させて使用する場合
WX-SR102の機能カスタマイズ
WX-SR102のDIPスイッチを切り替えることにより、設置環境に合わせて機能をカスタマイズできます。
※4 ハウリング抑制機能を有効にすることにより、ハウリング抑制時に音質や音量が変わる場合があります。(ご利用環境により、ON/OFFの切替をお願いします。)
ハウリング抑制機能
アンテナステーション(WX-SR102)はマイクから受信した音声を常時監視しており、ハウリングの発生状況に応じてフィルター(さらに、アッテネート、ミュートも実施)の制御で自動的にハウリングを抑制します。
※ハウリング抑制機能を有効にすることにより、ハウリング抑制時に音質や音量が変わる場合があります。(ご利用環境により、ON/OFF の切替をお願いします)
通信可能エリア
大きな部屋で使用する場合 - 部屋中央の天井などに設置 - 部屋中央から半径10〜40 mで使用可能
小さい部屋で使用する場合 - 部屋前方の壁面などに設置 - 部屋前方から10〜40 mで使用可能