![]() | 大きな粒、大きな果房、黒々としたその姿が風格を感じさせるような「巨峰」。 巨峰というのは商標であり、本当の品種名は「石原センテニアル」と言います。 実はこの巨峰、1945年に静岡で新種として発表されたもの。 静岡県の篤農家・大井上康氏が世界一大粒のぶどうを夢見て研究し10年にも及ぶ交配の繰り返しにより誕生させたものと言われています。 しかし巨峰は商標登録され人気の品種となっただけでなく、ピオーネなどの親品種としてその美味しさはどんどん広がっています。 |
召し上がり易さから、大変に人気の品種であるこの巨峰。 果肉はしまっていて種離れもよく、果汁も多くて糖度も高いとまさに日本人好みのぶどうです。 果実表面の白い粉はブルーム(果粉)と言われ、ぶどうが自ら作り上げる新鮮で美味しさの証となる粉です。 巨峰の実が黒にも見える深い紫色をしているためこのブルームも美しく見えます。 また、これは巨峰に限ったことではありませんが、ブドウは肩の部分(上のほう)が甘くなる傾向にあるため、下の部分から食べていくと甘みが強くなっておいしく食べられます。 | ![]() |
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