ND-03(エヌディー03)とは? |
フマキラー ND-03は、屋内に発生したダニやノミを駆除する液剤タイプの殺虫剤(ダニ駆除剤・ノミ駆除剤)です。 ◆1本(2リットル)で、約40〜50m2(約14〜15坪)を散布できます。 ※噴霧目安量より多く散布すると、施工できる面積はこれより小さくなります。 ◆ND-03は室内に発生したトビムシやチャタテムシや甲虫など小昆虫駆除にも使えます。 |
他のダニ・ノミ殺虫剤とはどう違う? |
ND-03は、アルコールベースの製剤で、ダニが問題となりやすい畳やカーペット等に散布しても、薬剤が乾燥後、処理面がベタ付くことがありません。 (薬剤は、アルコールが乾燥後も表面に残っています。) そのため、べた付きやニオイがほとんどない上、ND-03は業務用サイズなので、事務所、旅館、ビル、病院、飲食店、倉庫、ホテルなどでの処理に適しています。 ◆粉タイプのダニ・ノミ駆除剤はスミスリン粉剤がおすすめです! |
ND-03の特徴について |
(1)安全性が高い 有効成分は「フェノトリン」で、ピレスロイド系殺虫剤(殺虫剤のグループの一つ)の中でも、特に安全性の高い成分を使用しています。 (2)畳・カーペットもベタ付きません アルコールベースの製剤のため、速乾性で処理後も素早く乾燥します。 処理面を汚したり、ベタツキも残らず、畳やカーペット、布製ソファーなどに処理することが可能です。 ※火気にはご注意ください。 (3)そのまま処理できます ND-03は、水で希釈するなどの作業はなく、そのまま散布して使います。 ※おすすめポイント ご家庭でダニやノミの心配がある場合は、市販されている霧吹きに移して吹きかけるのが効果的です |
ND-03の効果について |
一回の施工で、各種ダニに対して、約2〜3週間有効です。 ただし、ダニやノミの「卵」には薬剤の効果が出にくいため、大発生している場合は、1週間後くらいに再度 処理をしてください。 ![]() (実地試験結果) 和室(6畳)にて試験を実施。ND-03を用法用量に従って、畳表に噴霧し、所定日数後、掃除機にて畳上のゴミを吸い取り、ダニ数を測定した。 |
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ダニ・ノミについて |
(屋内塵性ダニ) 屋内塵(じん)中に発生しやすいダニ類の総称で、主にコナヒョウヒダニやヤケヒョウヒダニなどの「チリダニ類」が優先種となります。その他、コナダニ類やホコリダニ類なども屋内塵から検出されます。 これらのダニは刺したり、咬むなど直接の害はありませんが、大発生した場合、その死骸や糞が原因でアレルギー性疾患を引き起こすことがあると言われています。 (イエダニ) イエダニはネズミに寄生する吸血性のダニです。通常、ネズミなど動物に寄生しているのですが、宿主のネズミが死亡したり、ネズミの巣内でイエダニが大発生した場合、宿主(ネズミやねずみの巣)から離れて室内に侵入し、人を刺すことがあります。 (ノミ・猫ノミ) 近年の被害例では、ほとんどがネコノミによるものです。ノミはネコやイヌ、イタチ、ネズミなど多くの哺乳動物に寄生し、吸血をします。ノミは寄主(動物の体)の上で卵を産み、卵は落下して、畳の上や床下、ごみの中などで幼虫は成長します。ノミの幼虫はゴミの有機物などを餌にします。 |
※ND-03は室内のチャタテムシや小昆虫の駆除にも使えます。 ※少量タイプのダニ・ノミ殺虫剤「ダニコロパースプレー」はこちら ※粉剤タイプのノミ駆除剤「スミスリン粉剤「ES」」はこちら |
用法・容量 |
(1)使用方法 ・ND-03は希釈せずそのまま使用します。 ・1m2あたり約4mlを散布します。 ・本品1本で、最大40〜50m2(約14-15坪)を処理できます。 ※噴霧の目安量より多く散布すると、施工できる面積はこれより小さくなります。 (2)散布について ●狭い場所での散布噴霧器GS-006 小さな部屋や家具類に処理する場合、「霧吹き」など小さなハンドスプレーヤーを使うと便利です。 ●広い場所での散布 倉庫や客室、事務所など広い範囲に処理をする場合、手動式噴霧器(ハンドスプレーヤー)をご使用下さい。 (3)駆除方法 <屋内塵性ダニ類> 床、畳、カーペット等の表面に20〜30cmの距離から、1m2あたり約4ml程度の割合で噴霧してください。 ※ダニの卵には効果は出にくいことがあります。繰り返し薬剤処理する場合は、1週間くらいの間隔をあけてから使用してください。 <イエダニ、ヒョウヒダニなど異常繁殖した屋内塵性ダニの駆除> 直接、ダニが発生している箇所に噴霧してください。 <ノミの駆除> (1)ノミが発生している箇所に噴霧して下さい。 (2)野良ネコの住家(巣)などがある場合、ゴミは捨て、清掃後、営巣場所にND-03を噴霧(4ml/平米)してください。 ノミの「卵」に対しては、殺虫効果が出にくいため、1週間後くらいに再度、施工を行ってください。そして、発生の様子を見ながら、1ヶ月くらい繰り返し処理を行なって下さい。 ◆ご注意◆ ・火気のそばでの取扱いや保管はしないでください。 ・電機火花が発生しそうなところでは、電源を切ってから使用してください。 ・引火しやすいため、必ず、手動式噴霧器(ハンドスプレーヤーや霧吹き等)をご使用ください。 (煙霧機やエンジン式散布機器、ULVなどでは使用しないでください。) ・その他、ご使用の際は、下記の注意事項(ラベルに書かれた注意事項)を必ずお読みください↓ |