【カルバドスで煮詰めたアップル、バニラ、ココナッツ、シナモン】シャトードブルイユ ランスミ 44% 700ml
以下、輸入元資料
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こだわりの伝統製法から生み出される味、そしてその洗練されたボトルシェイプによって、フランスだけでなく世界中を魅了してやまない「シャトードブルイユ」。
そのブルイユからの異色とも言えるリリースをご紹介いたします。バーボンの熟成に使用したアメリカンオークの樽で数か月フィニッシュをかけた8年熟成品。バーボン樽由来のバニラ、ココナッツの香りがしっかりと現れています!そしてこのアイテム、味は当然ながら抜群にいいのですが、もう一つ注目すべき点があります…。
それはこのお酒がリリースされるまでのストーリーです。勘の良い方ならお気づきかもしれませんがこのリスト中で、私はこのお酒のことを一度も“カルバドス”とは呼んでいません…そうです。実はこれ、カルバドスではなくオードビー ド シードルなのです。ですからこのお酒の正しい商品名は「シャトードブルイユ ランスミ バーボンカスク フィニッシュ」となります。ではなぜこのお酒がカルバドスとして認められなかったかというと、それはこのお酒の一番の特徴でもある「バーボン樽を熟成に使用した」という点にあります。
AOC規定ではカルバドスの熟成に使用する樽にも厳しい取り決めがあり、フランス政府はアメリカンオークを使用したことがこの規定に抵触するとして、このお酒をカルバドスとして表記することを認めませんでした。しかし、アメリカンオークは最後の数か月間のフィニッシュに使用しただけで、それ以外はAOC規定を順守して生産されています。当然ブルイユはフランス政府の決定に抗議し、異議申し立てをしますが、このお酒はビネクスポでも大変好評だったため協議の結果を待たずにオードビー ド シードルとしての発売に踏み切ったそうです。ただ、ブルイユも負けっぱなしではいられません。ブルイユはこのお酒に、フランス政府に対する抗議の気持ちを込め、「反骨の、反抗的な」という意味の「L’INSOUMIS」(日本語読みで「ランスミ」)と名付けました。ある意味、ブルイユの魂を込めたこの逸品。このいきさつに反して、味は優しく滑らかです。お酒のストーリーを大事にされる方にはぜひともお手に取っていただきたいと思います!
<シャトードブルイユ:テイスティング>
香り:力強くバランスが良い。カルバドスで煮詰めたアップルとバーボン樽由来のバニラ、ココナッツ、シナモンの香りのハーモニー。
味 :甘さを伴った長く力強い味わい。シルキーなタンニンによってバランスの良い丸みのある味わいとなり、キャラメル、アーモンド、ブラウンシュガー、火を入れたパイナップルが最後に現れる。