機械の研究 2018年9月1日発売 第70巻 第9号
■著者一覧
松尾亜紀子 植松美彦 戸梶惠郎 高木怜 野田尚昭 佐野義一 池田朋弘 伊藤義康 若嶋振一郎 棚橋隆彦 堀田源治 酒井達雄 福田収一
■キーワード一覧
デトネーション解析 数値シミュレーションモデル 摩擦攪拌接合継手 強度 疲労 球状黒鉛鋳鉄 切欠き強度 評価方法 パリ協定 エネルギー 動向 政策 地球温暖化対策 オープンソースCAEソフトウェア OpenFOAM 数値流体解析入門 CFD 基礎講座 構造保存型数値解法 辺有限要素法 産業安全工学 災害 グローバル化 国際安全規格 安全思想 国際統一 製品安全 機械構造用金属材料 超高サイクル疲労 価値合理性
株式会社養賢堂
雑誌紹介
- 本誌「機械の研究」は、1949年(昭和24年)、それまでの
- 機械工学の概念を脱却して、工学・工業の一環としての機
- 械工学に関する新しい研究と技術の進歩を提供する事をそ
- の主眼に創刊した月刊誌です。工学全般・工業に関連した
- 研究分野において、最新かつ重要な学理および興味深い研
- 究成果を平易に解説しています。
巻頭記事「デトネーション解析における数値シミュレーションモデル」
- 近年,デトネーションを用いたエンジンの研究が盛んに行われている.
エンジン開発の観点から,数多くの実験が先行して研究を
推進しているが,数値シミュレーションによる詳細な現象解明も
エンジン開発のための原動力として活用されている.
デトネーションエンジン開発のための数値シミュレーションは,
実際の実験装置を再現することを目指したものも数多くあるが,
超音速流体中での化学反応を捉える実エンジンスケールでの
解析には,今日のスーパーコンピュータを用いてでさえ多くの
困難がある.
ここでは,デトネーションについて説明し,
デトネーション解析に関して考慮すべき事項を述べ,
実際の解析結果を交えながら数値シミュレーション技術
について説明する.
版型
展望・総説・解説
連載講座
- パリ協定以降の世界と日本のエネルギー動向(6)
―日本のエネルギー政策と地球温暖化対策 その2―/伊藤義康 - オープンソースCAEソフトウェア
―OpenFOAMによる数値流体解析入門(5)―/若嶋振一郎 - CFDの基礎講座(8)
構造保存型数値解法への入門(3)―辺有限要素法 その2―/棚橋隆彦 - 産業安全工学(12)―災害のグローバル化と国際安全規格(安全思想の国際統一と製品安全)―/堀田源治
- 機械構造用金属材料の超高サイクル疲労(8)/酒井達雄
コラム:一杯のコーヒーから(140)
新刊紹介
工学・工業界ニュース