東京大学 2008〜2017 大学院入試問題で学ぶ 詳解 材料力学演習 / 伊藤勝悦 著

東大大学院過去問から材力関連の良問を厳選して収録した一冊。参考書、演習書、入試対策に最適です。

■演習問題を解くことに重点を置き、材料力学の知識を習得する
材料力学の知識を習得するためには、多くの良問を解くことが重要となる。
基本的な解説に加え、著者のオリジナル問題と東京大学大学院入試問題を計30問収録した。

■難しい問題に対して、わかりやすい解答を与え、独習しやすく
問題は見開きの左ページから始まる扱いやすいレイアウトとなっており、
各問題には、計算過程も含めてわかりやすい解答が与えられている。

また、東京大学大学院入試問題とオリジナル問題にはそれぞれ異なるデザインを採用し、
入試問題だけにチャレンジしたい場合でも、すぐに取り組めるようになっている。
著者
版型
  • A5
ページ数
  • 225
目次
  • ま え が き
  • 本書のねらいと使い方

  • 第1章 応力とひずみ、引張と圧縮、フックの法則
  •  1.1 垂直応力とせん断応力
  •  1.2 縦ひずみと横ひずみ
  •  1.3 せん断ひずみ
  •  1.4 フックの法則
  •  1.5 ポ ア ソ ン 比

  • 第2章 材料の引張試験と安全率
  •  2.1 応力・ひずみ線図
  •  2.2 材 料 の 破 壊
  •  2.3 許容応力と安全率
  •  問題2.1
  •  問題2.2

  • 第3章 組合せ構造物
  •  3.1 異材変断面棒の接合
  •  3.2 ボルト・ナットによるパイプの締結
  •  3.3 組 合 せ 棒
  •  問題3.1

  • 第4章 平面応力とモールの応力円
  •  4.1 平面応力と(x,y)座標の採用
  •  4.2 機械の破壊と最大引張応力・最大せん断応力
  •  4.3 モールの応力円の横軸と縦軸
  •  問題4.1
  •  問題4.2

  • 第5章 骨組み構造(トラス)
  •  5.1 ト ラ ス
  •  5.2 トラスに働く応力と荷重点の変位
  •  問題5.1

  • 第6章 熱 応 力
  •  6.1 温度変動によって発生する応力
  •  6.2 温度上昇によって棒に発生する熱応力
  •  問題6.1
  •  問題6.2

  • 第7章 はりのせん断力と曲げモーメント
  •  7.1 せん断力と曲げモーメントの矢印について
  •  7.2 せん断力Sxと曲げモーメントMxの求め方
  •  7.3 分布荷重の集中荷重による置き換え
  •  問題7.1
  •  問題7.2

  • 第8章 断面一次モーメント、図心、断面二次モーメント
  •  8.1 断面一次モーメント
  •  8.2 図  心
  •  8.3 断面二次モーメント
  •  8.4 平 行 軸 の 定 理
  •  8.5 図心を通る水平軸回りの断面二次モーメント
  •  問題8.1
  •  問題8.2

  • 第9章 はりの曲げ応力
  •  9.1 断面係数による計算式
  •  9.2 図心から下向き正に採られたy座標による計算式
  •  問題9.1

  • 第10章 は り の た わ み
  •  10.1 たわみの基礎式 (微分方程式)
  •  10.2 カステリアーノの定理を適用して求めた変位・たわみ角
  •  問題10.1
  •  問題10.2
  •  問題10.3

  • 第11章 不 静 定 は り
  •  11.1 カステリアーノの定理の適用
  •  11.2 はりに蓄えられる弾性ひずみエネルギー
  •  11.3 荷重方向の変位
  •  11.4 モーメント方向の回転角
  •  問題11.1
  •  問題11.2

  • 第12章 軸 の ね じ り
  •  12.1 トルク(ねじりモーメント)を受ける軸のせん断応力
  •  12.2 回転している軸のねじりモーメントT
  •  問題12.1

  • 第13章 柱(座屈)
  •  13.1 圧縮荷重を受けるストローと座屈荷重・座屈応力
  •  13.2 自由端に圧縮荷重を受ける他端固定棒
  •  問題13.1

  • 第14章 弾性ひずみエネルギーとカステリアーノの定理
  •  14.1 材料に蓄えられる弾性ひずみエネルギー
  •  14.2 カステリアーノの定理
  •  問題14.1

  • 第15章 薄肉円筒と薄肉球かく
  •  15.1 薄 肉 容 器
  •  15.2 薄肉円筒の軸応力と円周応力
  •  15.3 薄肉球かくの円周応力
  •  問題15.1
  •  問題15.2

  • 第16章 弾性変形と塑性変形
  •  16.1 塑 性 変 形
  •  16.2 弾完全塑性材料
  •  16.3 弾完全塑性体(せん断応力とせん断ひずみの関係式)
  •  問題16.1
  •  問題16.2

  • 第17章 平面応力とフックの法則
  •  17.1 ひずみの定義
  •  17.2 平面応力のフックの法則
  •  問題17.1

  • 第18章 複 合 問 題
  •  18.1 機械の設計と複合問題
  •  18.2 基礎式と要点
  •  問題18.1
  •  問題18.2
  •  問題18.3

  • 第19章 モールのひずみ円と平面応力状態のフックの法則
  •  19.1 主応力と最大せん断応力
  •  19.2 垂直ひずみとせん断ひずみの定義
  •  19.3 ひずみ変換式
  •  19.4 モールのひずみ円
  •  19.5 主ひずみε12(ε21)と最大せん断ひずみγrθmaxの値
  •  19.6 モールのひずみ円の証明
  •  19.7 モールのひずみ円の見方
  •  19.8 フックの法則
  •  問題19.1

  • 著者略歴