Q:ぎんなんって栄養あるの?
A:ぎんなんに含まれている栄養
【βカロテン】
・感染予防の働きをもつ。 β-カロテンには、ビタミンAの作用をするという働きのほかに、有害な活性化された酸素から体を守る作用や、免疫を増強する働きがある
【パントテン酸】
免疫力を高め、心臓、血管の健康に役立つ。
【ビタミンC】
体調維持に役立つ。ビタミンCは、体の細胞と細胞の間を結ぶコラーゲンというタンパク質をつくるのに不可欠。
【カリウム】
血圧の上昇を予防、肝臓の老廃物の排せつ、筋肉の働きを高める。
「ぎんなん」の食べすぎに注意!
じゃが芋の芽や緑色に変色した皮の部分に天然毒素であるソラニンやチャコニンが多く含まれていることや、青梅には中毒症状を起こすアミグダリンが含まれていることなど、身近な食べ物の中にも中毒性を有するものがあることは比較的によく知られていますが、ぎんなんも、また、その一つです。
ぎんなんには、「アンチビタミンB6物質」が含まれていて、大量に摂取するとビタミンB6欠乏症と似た中毒症状を起こします。
銀杏による中毒症状を起こしやすいのは、5歳未満の子どもに多く、報告されている全患者の70%以上が10歳未満の子どもたちです。
大人の場合は、かなり多量に摂取した場合に限られていますので、適量であれば中毒になることは少ない傾向にあります。
目安は、大人は1日10個程度。子どもの場合は5個以内です。