タブローソフトウェアは、BIに特化したインタラクティブなデータの視覚化ツールを提供しているソフトウェア会社です。
「Tableau Desktop」は、データの可視化を圧倒的な速度で行うツールです。ドラッグ&ドロップを中心とした直感的な操作でグラフを描いていくことで、データの可視化を高速に行います。Tableauは、人間が持つ視覚的なパターン認識能力をうまく利用することで、データの可視化を効果的に行っています。データの可視化はグラフだけではありません。緯度経度、都道府県市区町村名、郵便番号などを使って地図上へプロットすることができ、地理的な要因分析も可能です。
TableauはセルフサービスBIツールとも言われており、旧来のBIツールが持っている「要件定義が必要」「スクリプトの知識が必要」といったITの知識が不要で、ビジネスユーザー自らがデータを扱うことができるようになるツールです。ビジネスのことを最もよく知るユーザー自らがデータを分析することで、より早く、より良い分析結果が得られます。これによりデータドリブンカルチャーが企業内に浸透していきます。「Tableau Desktop」はその中でも中核をなすツールとなります。
すべての Tableau 製品は Unicode に対応しているため、どの言語で保存されたデータでも取り扱うことができます。ユーザーインターフェイスおよびサポートドキュメントは、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語 (ブラジル)、日本語、韓国語、中国語 (繁体字)、中国語 (簡体字) で用意されています。また、Windows と MacOS のどちらの環境でもサポートされています。さらに、適切な Windows オペレーティングシステムと最小要件を満たすハードウェアで構成されていれば、すべての Tableau 製品は仮想環境で動作します。このような仮想ソリューションには、Citrix 環境、Parallels、VMware が含まれます。
Tableau Desktopでできることは主に以下となります:
- データのビジュアライズ(表形式、各種グラフ、地図で表現)
- ダッシュボード作成(ビジュアル化したグラフなどを組み合わせる)
- データへの接続と準備
- データの探索
- データの分析(関数による計算、集計、傾向分析、分類、時系列予測)
- ストーリー機能を用いたプレゼンテーション
種類としては多くはないように見えますが、ビジュアライズといったところを中心に、各機能は豊富で大変鍛え抜かれたものとなっています。
さらなる詳細はメーカーホームページをご参照ください:
https://www.tableau.com/ja-jp/products/desktop
[動作環境]
Windows
Microsoft Windows 7 以降 (x64)
2 GB メモリ
1.5 GB 以上の空きディスク領域
CPU は SSE4.2 および POPCNT 命令セットをサポートしていることが必要
Mac
macOS、macOS Mojave 10.14、macOS Catalina 10.15、Big Sur 11.4
インテルのプロセッサ
M1 プロセッサ (Rosetta 2 エミュレーションモード下)
1.5 GB 以上の空きディスク領域
CPU は SSE4.2 および POPCNT 命令セットをサポートしていることが必要
仮想環境
Citrix 環境、Microsoft Hyper-V、Parallels、VMware、Microsoft Azure、Amazon EC2
要件に対応した Windows オペレーティングシステムと最小要件を満たすハードウェアで構成されていれば、すべての Tableau 製品は仮想環境で動作します。CPU は SSE4.2 および POPCNT 命令セットをサポートしていることが必要なため、プロセッサ互換モードは無効化する必要があります。