「美味しくなければ意味がない」獺祭のスタンダード的な商品です。山田錦を45%まで磨いており、お米由来の繊細な甘みと華やかな白桃のような香りが堪能できます。獺祭(だっさい)を聞いたことがあるが飲んだことがない、日本酒自体を始めて飲む方など、まずは入門編からお試し下さい。コスパが良く飲食店さんでも人気の銘柄で、世界にも通用するお酒の一つ。必ず歴史に名を残すことになる銘品です!是非とも、磨き三割九分以上のものと飲み比べをしてみてください。新たな発見があるかも?
【蔵元情報】一躍有名となった獺祭(だっさい)を醸すのは、山口県玖珂郡周東町獺越(おそごえ)にある旭酒造さんです。この地名から一字をとって銘柄を「獺祭」と命名しています。獺祭の言葉の意味は、獺(かわうそ)が捕らえた魚を岸に並べてまるで祭りをするようにみえるところから、詩や文をつくる時多くの参考資料等を広げちらす事をさします。2015年に建て替えられた12階建ての本社蔵がそびえ立ちます。酒造好適米の王様的存在の山田錦を使用し、精米歩合が50%以下の日本酒、つまり純米大吟醸酒のみを造るという、徹底したこだわりぶりです。しかし、何と言ってもコストパフォーマンスが1番のウリですね!1.8Lで3000円という破格の値段でこの高品質を維持し続けるのは素晴らしいと思います。34歳で家業を継いだ三代目の桜井博志会長が、山口県の小規模な廃業寸前の酒蔵を躍進させるために、「酔うため 売るための酒ではなく 味わう酒を求めて」との信念で、それまで醸造していた普通酒「旭富士」の醸造を止めています。杜氏の経験と勘を徹底的に数値化しデータ化することで、杜氏なしの酒造りを実現しています。現在は、米の吸水量を頻繁な計量により管理し、日々発酵状態のデータを社員が分析しながら醸造管理を行っています。空調設備を完備し、温度・湿度を調整できるようにした結果、冬期に限らず一年を通して酒造り(四季醸造)が可能になり、生産能力が格段に上昇しています。獺祭の名前の後ろについている数字は精米歩合を表します。例えば、磨き二割三分ならば原料米を23%の大きさにまで削って醸しています。獺祭はお米の磨き具合によって種類が分かれますが、どれも飲みやすいのが特徴です。華やかな香り、お米の旨みを感じつつも、スッキリとした飲み口。日本酒を飲んだことがない若い方々や、特に女性には一度飲んでいただきたいお酒です。蔵元としては、決して幻の酒ではなく、誰もが手に取って飲んでいただけるようにと願っていますが実情ではプレミアム価格で出回っていることもあります。また、海外展開にも成功し、日本酒大手メーカーと並ぶ売上高を達成するまでになっており、近日中にはニューヨークに酒蔵を建設予定しています。ヨーロッパでもっとも権威ある食品コンクールとされるモンド・セレクションにおいて、2012最高金賞を受賞、インターナショナルワイン&スピリッツコンペティション金賞受賞!獺祭二割三分、三割九分、50がロサンゼルスで行われたインターナショナルワイン&スピリッツコンペティションで金賞を受賞!なかでも、獺祭二割三分は出品された酒のトップに選ばれました。近年ではパリにジョエル・ロブションと共同で開いた Dassai Joel Robuchon 。最高の食事とともに「獺祭」を味わって「うまい」と実感していただきたい。とのことです。2020年4月 左が社長の桜井一宏氏 右が会長の桜井博志氏 他の獺祭はこちらから