山形市内で3代に渡り海苔や乾物の卸しと小売をおこなう海苔の老舗、佐々木海苔店がおすすめする「海苔屋さんが食卓で食べるおいしい海苔」のご紹介です。
巷ではあまり見かける事がない乾し海苔(ほしのり)は、乾燥後に焼いていない海苔です。そのため、海苔本来の磯の香りが際立つのが特徴です。宮城県産の乾海苔全型10枚分を使いやすいように半分にカットした半切りタイプです。おにぎりにも最適です。
佐々木海苔店の食卓では、しょうゆ1と食用油1を合わせたものにくぐらせて、それをご飯に巻いて食べるのが子どもたちに大好評で、この食べ方が定番とのこと。また、お年を召されたお客様は、昔懐かしいおにぎりが食べられたと喜んでいらしたそうです。
そのほか、サラダにちぎって入れたり、チーズを挟んだりなどなど、いろんな食べ方で楽しんで頂けます。焼き海苔とはひと味違った海苔の風味と味わいをお楽しみください。
※ちょっと欠けてしまったり破れてしまった部分がありますが、ご家庭でお召し上がりいただくのには全く差支えのない、味と風味は抜群の海苔です。
今では山形市内に数件しか海苔店がない中で、3代に渡って良質な海苔の卸・小売業を営んできた佐々木海苔店。もともとは創業者が宮城県の出身であったことから、山形で海産乾物屋を始めました。 寿司店を始め、そば屋、ラーメン店などに向けて、海苔・削り節などを卸しています。美味しい海苔をお届けするために仕入れを厳選し、販売しています。
昭和の時代から、長年大切に使われてきた機械や道具を見せていただきました。海苔を焼いて乾かして、カットするためのもので、一部をのぞいて今も現役で使われているそうです。年季の入ったその佇まいからは、創業から間もなく100年の歴史を感じます。
開封後はしっかり封をして冷暗所にて保存してください。風味が落ちてきてしまったり、湿気ってしまった場合には、ガスコンロで炙るのではなく、フライパンで乾煎りするとパリパリになるそうです。(ガスコンロで炙ると、ガスの火に含まれる湿気を吸ってしまうとのこと)。湿気ってしまった海苔は、ちぎってお味噌汁に入れるのもおすすめだそうです。ぜひご参考にしてみてはいかがでしょうか。