スペイン産生ハムの原木　Campodulce　パレタ・セラーナ　約4kg

こちらのCampodulce　パレタ・セラーナは、骨付きの前足の生ハムになります。写真の固定式ホールダーとカービング用のナイフはついておりません。→ホルダー・ナイフセットはこちら
下図のようにハムの足の裏が上に来るように生ハムを固定して頂きますと、歩留まり良くカット出来ます。一部骨が中に入っていますが、肩甲骨部分を取り除いて有りますので、図にある骨の右側部分を地面と水平方向にカットして下さい。カット方法については「カービング方法」に詳しく書いてありますので、ご参照下さい。また、最終部分にハムの保存方法も書いてありますので、そちらも必ずお読み下さい。

また、固定式ホールダーの組み立てにつきましては、「ハモンホルダーの組み立て方」をご参照の上、正しく組み立てて下さい。組み立て方が不十分ですとハムの固定が上手く出来ず、思わぬ事故につながる場合がございますので、充分にご注意下さい。
ハムをスライスする際にも、充分にご注意下さい。一部、乾燥が強く、堅い部分もございますので、お気を付け下さい。スライスする際、ナイフを持っていない手は、必ずナイフより上の位置に来るようにして下さい。
安全に注意して、切りたての生ハムの風味を存分にご堪能下さい。

Campodulce 社についてご紹介致します。
Campodulce社は、主にJamon Serrano、Jamon Ibericoの生産と販売をしています。2000年の始めに商品の可能性や市場調査の為、Zaragozaの近くに小さな工場を建てました。これがCampodulce Curadosの起源です。2005年、年間700,000本の生ハムの生産能力を持つ熟成工場の製造に着手し、2007年初旬、熟成、骨抜き、スライス等々、全ての工程を含む総面積12,600m2の工場が完成、始動しています。
この工場では、最高クラスのオートマティズム技術が採用され、完全な効率化とトレーサビリティ（生産履歴管理）を可能にしています。
弊社の工場では一日3,000本の原料肉の加工能力があり、生ハムは自動的に分類され、塩漬け後は112本ずつハンガーにつるし、季節に合わせて自然の最適な温度をシミュレートした部屋で熟成しています。熟成部屋は32部屋ありますが、その一つずつが生ハムの熟成過程に合わせた温度と湿度を完全管理しているのです。

→ハモンホルダーの組み立て方
→カービング方法