マドンナ R(アール)〈ロゼ〉 2022 ファルケンベルク社

つよく、かわいく、生きるひとへ。”職場で、ご家庭で、「つよく、かわいく」がんばる女性に!そんな女性の輝きをいっそう増すためのロゼ・ワイン!女子会などで元気に語らうひとときに、がんばった一週間が終わった週末に!酸と甘味のバランスが極めて良く、エレガントでさわやかな味わいのロゼです。
◆Madonna R <Rose> P.J. Valckenberg
◆ワインの種類:ロゼワイン ◆テイスト:ほのかな甘口
◆生産地:ドイツ
◆ヴィンテージ:[2022]年 ◆内容量:750ml0300003001654

ドイツ、フランクフルトの南西に位置する、ライン河河岸の街・ヴォルムス。「ニーベルンゲンの指環」の伝説の舞台としても有名なこの街はまた、マルティン・ルターの宗教改革の発端の地であり、美しい大聖堂や教会が立ち並ぶ「祈り」の街としても知られています。ヴォルムスは、葡萄栽培史上、リースリング種がはじめて栽培された地としても有名です。北国の厳しい気候条件のもとで育まれた葡萄は酸が強く、その特徴を風味に生かす独特の製法で、世界的なレベルの白ワインをつくり出しています。マドンナは、このヴォルムスで生まれました。

ヴォルムスの町には、リープフラウエンキルヒという名の「聖母教会」があります。この教会で、修道僧たちが作っていた大変おいしいワインを「リープフラウミルヒ(「聖母の乳」という意味)」と名づけたのが始まりです。このワインはあまりにも評判になったため、まねをするものが次々現れ、ついにこの地方の高級ワインのタイプ名称になってしまいました。 そこで、本家の聖母教会のぶどう園を所有しているファルケンベルク社では、自社の元祖リープフラウミルヒを「マドンナ」と名づけ、伝統あるワインを他の製品と区別しています。

ヴォルムスの「聖母教会」では、中世から葡萄を栽培し、ワインづくりを行ってきました。しかし、17世紀の度重なる戦乱によりドイツ全体が荒廃し、「聖母教会」の葡萄畑も大きなダメージを受けました。19世紀初頭に、この葡萄畑を受継いだファルケンベルク社では、荒れ果てた葡萄畑の修復に乗り出しました。そのとき、畑の中から1689年の戦乱以後行方不明になっていた、礼拝堂の聖母像が発見されたのです。この聖母像は葡萄園内に大切に祀られ、ワインづくりに携わる地元の人々から信仰を集めるようになりました。今日でも葡萄やワインの守り神として、多くの人々がこの聖母像に祈りを捧げています。
マドンナR ロゼ ファルケンベルク社

1972年以来日本で親しまれている「マドンナ」ブランドから、初めてとなるロゼワインが登場。「R」の文字を大胆に配したスタイリッシュなラベルデザインで、手軽にお楽しみいただけるスクリューキャップを採用しました。

美しいロゼカラー。花を連想させる香りが豊かでピンクのバラの印象、さくらんぼやラズベリーのニュアンス。酸と甘味のバランスが極めて良く、エレガントでさわやかな味わいのロゼワインです。
当店オーナー広瀬が・ファルケンベルク社を訪問!
【写真左】ファアルケンベルグ社の前で。写真左からワインメーカーのティルマン・クェインス氏、当店オーナー、ウィルフェルム・シュタンフェンサンド氏 【写真中央】リープフラウエンシュティフト社の歴史あるセラーで 【写真右】リープフラウエンシュティフト・クルヒェンシュトゥックのゼクト  
【写真左】リーフラウエンシュティフト社のセラー外観 【写真中央】リーフラウエンシュティフト社のワイングート 【写真右】リーフラウエンシュティフト社オーナーの自宅兼セラー
【写真左】修道院とリープフラウエンシュティフト・クルヒェンシュトゥック畑 【写真中央・右】リープフラウエンシュティフト・クルヒェンシュトゥックの幼果
【写真左】当店でも大人気のリープフラウミルヒ“マドンナ”のラベルにもなった聖母マリア像 【写真右】リープフラウエンシュティフト・キルヒェンシュトゥックのクロ
【写真左】受賞歴 【写真中央】オーナーであるウィルフェルム・シュタインサンド氏が自ら説明。当時のサントリー社長であった故佐治敬三氏が気に入ってこの畑に良く来ていたと懐かしむ。 【写真右】自社畑100%のワイン
Blaner AFFにてパーティー。ワイングート・リープフラウエンシュティフト社オーナー以下、重鎮たちと。
【こぼれ話】 30年前、当時のサントリー社長であった故佐治敬三氏が訪問した際、リープフラウエンシュティフト・キルヒェンシュトゥック畑に感動し、あの大人気商品リープラウミルヒ“マドンナ”の誕生のきっかけになったそうです。オーナーのウィルフェルム・シュタンフェンサンド氏も「はじめてサントリーの佐治社長が訪問してきた時のことが昨日のようによみがえる。」と話していました。