1722年にシャンパーニュ地方で創業したヴーヴ・クリコ・ポンサルダン社では 『唯一無二の品質』という信念のもと2世紀以上にも亘りひたすら優れたシャンパンを追い求めてまいりました。ランスの町の地下に広がるヴーヴ・クリコのセラーには、3000万本以上のシャンパンが眠っています。湿度、温度とも共にシャンパンの熟成、保存に適したその貯蔵庫では、職人達が日夜、最良のシャンパンに仕上げるために作業をしています。
ヴーヴ・クリコについてヒュージョンソン氏は「この上ない名声に包まれた歴史のあるシャンパン会社!現在はモエ・エ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン・LVMHグループが所有!ほとんどが芳醇なまでにコクのある最も確かなシャンパンのひとつ」と激賞!
「ローズラベル」は、最初はヴーヴクリコの醸造家のイメージの中でゆっくりと育まれ、セラーでゆっくりと熟成した後にやっと完成しました。美しく繊細なサーモン・ピンクのこのシャンパーニュは、黄色のラベルでおなじみの、さわやかでフルーティな「イエローラベル」のスタイルを踏襲してつくられています。ノン・ヴィンテージとはいえ「ローズラベル」は、法定の熟成最低基準の倍の長さの30ケ月もの間、セラーでじっくり熟成させた、高品質のシャンバーニュです。「ローズラベル」は、ヴーヴ・クリコの新しい顔として、毎年変わらぬ味わいでお楽しみいただけます。
ロゼ・シャンバーニュはヴーヴ・クリコの伝統の一部であるとはいえ、新しいノン・ヴィンテージシャンバーニュをつくり出すということは、醸造チームにとっては全く新しいシャンバーニュを生み出すチャレンジでした。最高醸造責任者ジャツケペテルスは、ブレンドに使用するリザーヴ・ワインの品質や、ヴーヴ・クリコの優れたブドウ畑で栽培するブドウの質については全く妥協しません。慎重に検討を重ねて、ここ数年間の異なる収穫年、いくつかの異なる畑からできたワインに、程良い分量の赤ワインをブレンドしています。これが引き込まれそうなほどに柔らかく、明るく輝く色の秘密です。「ローズラベル」は、世界中で優れた品質の証となっているヴーヴ・クリコの独特なスタイルでありながら、赤い果実の魅力的なさわやかさを備え、ブリオッシュの香りに、さらにごくわずかな甘みが加わってまろやかです。空気のように軽く、上品な魅力を湛えた個性がよく表現されています。