高級マール・ド・ブルゴーニュ愛好家大注目!高級ブランデーファン、マールファン垂涎!M.クレイマー氏が「多くのブルゴーニュ愛好家にとってミュジニといえばコント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエの作を意味する。」と断言させたドメーヌ・コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ!特級ミュジニーを含む、シャンボール・ミュジニー村とモレ・サン・ドニ村の自社畑のブドウの絞りカスを蒸留したマール・ド・ブルゴーニュ!蔵出し価格高騰と円安のため、以前より価格が上昇していますが、相変わらず入手困難なアイテムのひとつです。低温で保存して頂ければ抜栓後でも1年以上保存していただけますので、ゆっくりとお楽しみ下さい。
◆Marc de Bourgogne Domaine Comte Georges de Vogue
◆種類:ブランデー(マール)
◆産地:フランス/フィーヌ・ド・ブルゴーニュ
◆内容量:700ml
記録にヴォギュエの名が現れるのは1700年代の半ばだが、ルーツはそれ以前に遡り、ボーヌのオテル・デューを建立したニコラ・ロランと同時代までたどることができる。現在の所有者はクレール・ド・コザンとマリー・ド・ラドゥセット、ラベルにもその名が記されているドメーヌ中興の祖、ジョルジュの孫娘。1986年、ジョルジュのひとり娘エリザベートがドメーヌを継ぐと同時にスタッフも刷新。今のシェフ・ド・カーヴであるフランソワ・ミエを中心のチームに替えた。ミエのモットーはぶどうの声に耳を澄ますということ。そのため四角四面の決まりきったやり方ではなく、畑での作業からつくりまで、その年毎に即したフレキシブルかつ細心の注意をもって臨む。
栽培の面では化学肥料、農薬の類は用いず、こまめな手入れ、ミュジニーでは馬による耕作もおこなっている。芽掻き、ヴァンダンジュ・ヴェールトを付し最適な房の量に調節、さらに当然トリもおこなうため収量は平均で25ヘクトリットル前後。基本的に全て除梗される果実は木製の発酵槽でアルコール発酵を開始。樽熟での新樽の比率は低く、例年グラン・クリュで多くて4割、その他は2割から3割という具合。テロワールに加えミレジム毎の自然な表情を引き出すことに腐心している。
12ヘクタール以上の地所があるドメーヌは、そのうちの10ヘクタールをミュジニーとボンヌ・マールが占める。10.7ヘクタールの広さがあるミュジニーは北からレ・ミュジニー、レ・プティ・ミュジニー、それにラ・コンブ・ドルヴォーの3つのリュー=ディからなるが、ヴォギュエは、レ・ミュジニーの半分とレ・プティ・ミュジニーのほとんどを所有し、アペラシオンの7割近くを独占するという、このグラン・クリュ最大の大地主。