Solenzara(想い出のソレンツァラ)/ 小川尚子 CDアルバム版

Solenzara(想い出のソレンツァラ)
CDアルバム版
小川尚子(Vocal)/ 田辺充邦(Jazz Guitar)/ 秋田慎治(Jazz Piano)
・思い出のソレンツァラ
・朝日のあたる家
・悲しき天使
・ひまわり
・アドロ
・いそしぎ
・バードランドの子守唄
・スカボロー・フェア
・ロシアより愛をこめて
・グリーンスリーブス
・ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥー・カム・ホーム・トゥ
・ムーン・リバー
・帰り来ぬ青春
・エーデルワイス
・ラブ・イズ・ブラインド
・シェルブールの雨傘
・アイル・ビー・シーング・ユー
・竹田の子守唄
「Solenzara(想い出のソレンツァラ)」に寄せて、小川 尚子(ボーカリスト)/ 2022年8月。 これまで2作品のCDを作っていますが、いずれも非売品でした。この度、初めて市販品として、LPレコード、USB、CDを出すことになりました。最初はギターとのデュオ作品を考えていました。エンジニアの松下真也さんから、ギタリストの田辺充邦さんを紹介され、1年近く練習を重ねるうちに、ピアノ、チェロ、ベースも入れてみたいと思うようになり、どんどん輪が広がって行って、誕生したのがこの度の「Solenzara(想い出のソレンツァラ)」です。最初と最後に「Solenzara」のテイク1とテイク2を入れたのは、私と夫の南喜一朗(小川一朗)の強い希望からです。 私自身、学生時代にギターを片ときも離さず持ち歩いて、イタリア、イギリス、カナダに留学していた経験があります。帰国後の就職のための検定資格を取る目的で、勉学に明けくれた単身異国での孤独と帰国後、再開した大学生活、留学中に培ったギターの弾き語りの腕を認められて、早稲田大学の近くでアルバイトでギターの弾き語りを始めました。                                               当時からジャズ、シャンソン、カンツォーネ、日本の歌などの国籍にとらわれない歌を歌ってきたのは、私のイタリア、イギリス、カナダという留学体験からでした。イギリス、イタリアで弾き語りの勉強をし、ロンドンで米国のキャンプカウンセラーの資格を取りました。実際にカウンセラーとして派遣されたのは、カナダのマニトバ州でした。カナダの小中学生、カウンセラーの大学生・教師と寄宿舎で一緒に暮らし、英語の歌をギターを弾きながら教えました。20~22才の多感な時期で、カナダの子供たち・大学生・教師の方々と一緒に暮らすことによって、多くのことを学べ、日本の歌も歌うと喜ばれ、音楽に国境はないことを感じました。