ピュリニー・モンラッシェ ラ・ガレンヌ 2008年 ピエール・ブレ

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◆Puligny-Montrachet 1er Cru La Garenne 2008 Pierre Bouree
◆タイプ:白ワイン
◆生産地:フランス/ブルゴーニュ
◆生産年:2008年 
◆内容量:750ml
ブレ社は1864年創立の小さなネゴシアンで、ジュヴレ=シャンベルタンの目抜き通り(国道74号線)に面して構えている。現在の年間生産量は1万〜2万ケースで、多いほうではない(例によって収穫の規模に応じて変動する)。 長年、故ピエール・ブレの甥であるヴァレ氏が品質本位の経営をしている。ワイン造りは昔ながらの方法である。即ち、除梗をせず、18〜24日間と極めて仕込みを長くする。高温で発酵させ(34℃、時に38℃)、なるべく澱引き回数を減らし(大抵2回のみ)、濾過は決してせずに樽から直に瓶詰する。新樽は滅多に使わず(とはいえ最近の訪問の際、88年のシャンベルタンには新樽が用いられていた)、オークの旧樽に最低24〜30ヶ月寝かせる。ネゴシアン業務がこの大半をしめて、よい年には上記のワインをつくるわけだが、ブレ社は自己所有畑として、石垣に囲まれたクロ・ド・ラ・ジュスティスという2.5haの畑をもつ。国道74号線の東側にあって、アペラシオンこそジュヴレ=シャンベルタンにすぎないが、少なくとも1級並みのワインを頻繁に生む。また特級シャルム=シャンベルタン1.2haと、ボーヌ・レ・ゼプノット0.2haをも所有。そのほかのワインはいずれも(果汁でなく)ぶどうから買い上げて、ヴァレ氏のいう「うちの伝統的なやり方」で自社のセラー内で造られる。