ブルゴーニュ・ルージュが村名ジュヴレ・シャンベルタン、村名ジュヴレ・シャンベルタンが1級畑。
ブラインドで試飲すれば、どのワインもワンランク上のアペラシオンと間違えんばかりの充実感。
それほど秀逸なワインを造ってしまうのがクロード・デュガです。
所有する畑は6ha余り。
そのうち1.5haはブルゴーニュ・ルージュが占めるので村名以上はわずか4.5haにすぎません。
クローンのせいか毎年ブドウの実はすこぶる小さい上、徹底的な選果をするため生産量はきわめて少ない。
おのずと需給バランスは狂い、市場で見つけるのは従兄弟のデュガ・ピィ同様、困難を極めます。
テクニカルデータ
ブルゴーニュ・ルージュ以外のヴィラージュ、1級、特級クラスの葡萄の搾りかすから蒸留したもので、2012年(1999年ヴィンテージ)から販売し始めました。
デュガのマールは、華やかさと繊細なフィネスを兼ね添えた極上のマールで生産量が少ないため、ごく限られた数量しか入荷しません。
ブドウの搾りかす(果皮や果梗、種)を一定期間密封した容器で寝かせた後、蒸留し、新樽で熟成。