80歳・現役科学者 感動の履歴書

灘・京大・ハーバード 世界一は美しくて面白い ノーベル賞候補者が見たイノベーションの世界最先端 小学生の頃からずっと化学が好きだった。美しい自然、日本人に必要な常識を徹底して身につけさせてくれた灘中・灘高、京大は世界一ではないと知った日、ハーバード大のノーベル賞受賞者たち。自身もノーベル候補者である著者が、トップ科学者たちが持つ「世界一の感覚」やイノベーションを生む感動をいきいきと描く。 【イノベーションは感動だ】 ?ピタゴラスの定理を自分流に証明しなさい ?土を食べても完成させる ?人の背中を見るのは嫌い ?質問は戦いなのだ ?君が開く学問の分野は? ?彼とは決して話をしないように ?化学は美しい ?日本の化学の進歩が1年遅れた ?君にはまだ机はいらない ?必ず世界を動かすとペン習字 ?演者にむかってスリッパを放り投げる教授 ?研究者とは狂気と正気の間の細い山道を歩くようだ ?自宅の庭で電車を走らせる教授 ?大学中の金木犀の花を全て採集 ?いつ日本に帰るのか ?6時間の考えるセミナー ?2、3時間後に「研究はどうなったか」 ?ぼんやりとものを考えることの方が大事 ?世界の化学は