水都 東京 ――地形と歴史で読みとく下町・山の手・郊外 (ちくま新書)
内容紹介 隅田川が流れる下町から、凸凹地形が魅力的な山の手、さらに古代の記憶が随所にみられる郊外まで、川、海、濠、湧水などに着目して、水の都市・東京を描き出す。 内容(「BOOK」データベースより) 川、海、濠、湧水、池、用水。東京は下町から郊外まで、豊かな水辺をもっている。この都市の象徴=隅田川、文明開化のモダンな建築群が水辺を飾った日本橋川、世界にも類を見ない豊かな自然環境を保有する皇居・外濠、凸凹地形と湧水が目白押しの山の手、水辺をたどれば古代の記憶に触れることができる武蔵野…本書は東京各地をめぐりながら、この魅力的な水都の姿を描き出す。『東京の空間人類学』から35年、著者の東京研究の集大成がついに刊行 著者について 法政大学名誉教授 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 陣内/秀信 1947年生まれ。法政大学江戸東京研究センター特任教授。中央区立郷土天文館館長。東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。専門は、建築史・都市史。イタリアを中心とした地中海世界、江戸・東京をフィールドとする。主な著書に『東京の空間人類学』(ちくま学芸文庫、サントリー学芸賞受賞)な