校閲至極

誰にでも読みやすく正確に伝わることを目指す「新聞の日本語」や、校閲の技術、文字や言葉の話題を発信している校閲記者たちの傑作コラム74編。  誤字や不適切表記と格闘する日々の中、「校閲」の視点でさまざまな題材を面白く、あるいは深く鋭く解く。    作家・逢坂剛氏 絶賛!  校閲こそは、文筆家の生命線である。  校閲を軽んじれば、そのつけは確実に回ってくる。  校閲を知れば、文筆の怖さが分かる。     【本書の主な内容】  ? 「校閲ガール」河野悦子よ、なぜスルー   ? 閲の字は一つ一つ調べること   ? 馬琴の「校閲」誤脱多かりし   ? 「~をはじめ」は始? 初? 仮名?  ? 「般若心教」は教義にあらず  ? 高校野球の記事、三つの「アウト」   ? 『晩春』原節子の「おじさま」とは   ? 新選組と新撰組 どちらを選ぶ?   ? ゲージとケージ カタカナの混濁   ? チータ、チーター 小さくない違い   ? ハロウィーンかハロウィンか  ? 広辞苑に載った「エロい」に興奮  ? 「コンビ二」に立ち止まれ   ? 日本人も「来日」する   ? 思い込みで「津田沼市」   ? 品