ホモ・デウス 上: テクノロジーとサピエンスの未来 (河出文庫 ハ 15-2)

ついに待望の文庫版登場! 世界的ベストセラー『サピエンス全史』に続いて著者が放つ「衝撃の未来」。カズオ・イシグロ、ビル・ゲイツ、ダニエル・カーネマンが絶賛する面白さと深い考察。 【目次】 文庫版への序文 第1章 人類が新たに取り組むべきこと 生物学的貧困線/見えない大軍団/ジャングルの法則を打破する/死の末日/幸福に対する権利/地球という惑星の神々/誰かブレーキを踏んでもらえませんか?/知識のパラドックス/芝生小史/第一幕の銃 第1部 ホモ・サピエンスが世界を征服する 第2章 人新世 ヘビの子供たち/祖先の欲求/生き物はアルゴリズム/農耕の取り決め/五〇〇年の孤独 第3章 人間の輝き チャールズ・ダーウィンを怖がるのは誰か?/証券取引所には意識がない理由/生命の方程式/実験室のラットたちの憂鬱な生活/自己意識のあるチンパンジー/賢い馬/革命万歳!/セックスとバイオレンスを超えて/意味のウェブ/夢と虚構が支配する世界 第2部 ホモ・サピエンスが世界に意味を与える 第4章 物語の語り手 紙の上に生きる/聖典/システムはうまくいくが…… 第5章 科学と宗教というおかしな夫婦