生んでくれて、ありがとう

出版社からのコメント 人生の意味を考えはじめたときに読む絵本 わが子が健康であってほしいと願うのは、親であれば当然のことです。しかし、人生には思いがけない試練がときに訪れます。自分の赤ちゃんが何かしらのハンディキャップを抱えている、ということを知ったとき、多くの人たちが愕然とし、途方に暮れてしまうことでしょう。 本書は、ハンディキャップを抱えた子供を授かった母親と、子供を心から愛する女性、そして、自分の人生の意味を真剣に考えはじめたすべての大人たちに贈る、心あたたまる絵本です。 人は誰でも、ハンディキャップをどこかに抱えながら生きています。人が気づき、学べることがあるのは、そのおかげです。人は誰かをささえ、誰かにささえられることで、人生の営みの深い意味を理解することができる……。本書には、そんなシンプルな真実をさりげなく気づかせてくれるメッセージが、たくさん込められています。 作者は女性に人気の絵本作家である葉祥明さん。弊社から刊行された同氏の絵本『おなかの赤ちゃんとお話ししようよ』『生まれた赤ちゃんとお話ししようよ』は、妊娠・出産して子育てに励む女性のあいだで深い感動の渦を巻き起こ