ギフテッドの光と影 知能が高すぎて生きづらい人たち
没頭しやすい、情報処理が速い、関係づくりが苦手… 高IQが「生きづらい」のはなぜ? 特異な才能の一方で、繊細さや強いこだわりを併せ持つ「ギフテッド」。 なぜ彼らは困難を抱えるのか? なぜ教育はその才能を伸ばさないのか? 朝日新聞デジタルで500万PVを超え、大反響の連載がついに書籍化 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「同級生と話が合わない。なじめたことは一度もない。授業はクソつまらない」 あるギフテッドの女性はこう語る。一度読めばわかる教科書、話が合わない同級生… 社会に出てからもその苦しみは変わらなかった。スーツ着用の規則に病み、 閉鎖病棟で3か月間、自分と向き合って出した結論は――。 時代、社会、環境に翻弄されてきたギフテッドたちの実情に迫るノンフィクション ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― (目次) 【第1章】 とびぬけた頭脳、なじめない環境 ・IQ154、小4で英検準1級の少年 ・36歳で知った、IQと私の居場所 ・「5度の視野」から鳥を見る 特別な目の少年 ・「できる自分