銀河の片隅で科学夜話 物理学者が語る、すばらしく不思議で美しい この世界の小さな驚異

★ 第3回 八重洲本大賞・第40回 寺田寅彦記念賞受賞 ★ 主要全国紙、雑誌の書評で絶賛! 〇「21世紀の教養書」と呼ばれるにふさわしい、まことに美しい本。 ――新井紀子さん 〇科学者の文章は、独特の詩情を宿していることがある。数理の光によって世界の深みを照らし出すのである。本書もそうした稀有なる一冊だ。 ――若松英輔さん(高知新聞4月26日ほか、共同通信 書評より) 〇「遠く」について考え、緻密に想像する理論物理学者の思考が、日常の息づく「近さ」に開いた感性と美しく同居している一冊。 ―― 森田真生さん(毎日新聞大阪版5月30日 書評より) 〇この本、売れているという。科学エッセイでも売れるのだ。いや、これは「科学夜話」という新しいジャンルだから売れているに違いない。 ―― 仲野徹さん(読売新聞5月3日 書評より) 〇一番のお薦めは数理社会編だ。(…)三人寄れば文殊の知恵、はなぜ正しいのか。民主主義の基盤をなす多数決は数理的に正当化できるのか。 (…)著者は物理学者で、物知りで、おまけに詩人である。高知暮らしが長いせいか、話を盛りがちな県民性を受け継いだサービス精神に溢れた