ヨコとタテの建築論:モダン・ヒューマンとしての私たちと建築をめぐる10講

▼いま建築を考える上での基本を、講義形式でわかりやすく語る入門書! ▼より広く、発展的に学ぶための分野横断的な文献案内も充実。 ▼初学者から大学院生、他分野の読者まで幅広い層に開かれたオリジナルな建築論! 建築家は家屋の海原の中に聖堂をつくる。ヨコの広がりの内に、タテの力が働く場をつくり出そうとするのです──(本書より) 当たり前をじっくり考え直すこと、学び直すこと。 私たち=現生人類の本性に立ち返り、建築の思考をいきいきと語る。 相似の海としての「建物」の広がりから、「建築」はいかに世界と未来の幻視を立ち上げるか───。 東京藝術大学大学院での講義から生まれた出色の入門書。