ツキノワグマのすべて: 森と生きる。

クマに襲われない一番の方法はクマを知ることだ。 最新データが解き明かすツキノワグマの真の姿。 日本の森に暮らすツキノワグマの知られざる生態に、迫力の生態写真と最新の研究が迫る。骨格・五感・形態など身体能力、何を食べ、どこで寝て、1 日・1 年をどのように過ごすのかといった生態を、誰も見たことがない生態写真と共に解説。足跡やフン、食痕、冬眠穴など、森の中で見つかるフィールドサインも多数収録。 知っていますか 1ツキノワグマは、食べるために人を襲うことはありません。 2春、冬眠から目覚めたばかりのツキノワグマは、森の中を半分眠りながら歩き回ります。 3ツキノワグマは、数キロ先のにおいまで嗅ぎ取ることができます。 4ツキノワグマは、主に日中に活動する、昼行性の動物です。 5ツキノワグマは、多いときには1日にドングリを3 000~4 000粒も食べます。 ・ふだん目にする機会がほとんどない、森で暮らすツキノワグマの貴重な生態写真を多数収録。写真担当の澤井俊彦氏は、ツキノワグマの一連の生態写真で山岳写真、自然写真の登竜門と言われる田淵行男賞を受賞。 ・ツキノワグマ研究の第一線で活躍する研