わがまま養生訓

自分の幸せと健康を最優先に! かしこい「わがままさん」になりましょう 仕事や家族、さまざまなおつき合いや趣味……。大人の女性は全方向に頑張っています。 しかし、関わる人々の都合やのっぴきならない予定に振り回されて、ついつい自分のことは後回し、無理をすることは少なくありません。今は頑張れても、そのツケはやがてジワジワとからだに影響してくるものです。 疲れがとれない、冷え、むくみ、体重が減らない、ぐっすり眠れない、ホルモンバランスの乱れなど、これらは立派な未病のサイン。そんなからだからのメッセージを受け取って、どうしていいかわからないままになっている方が増えています。 あなたは自分のからだ(健康)を最優先に生活をしていますか 「どうすれば一生元気で長生きできるのか」 そんなことを真剣に考えた人が、江戸時代にいました。 平均寿命が40歳を切っていた当時、その人は頭も明晰なまま、寝たきりにもならず、一生現役で、晩年に本のベストセラーまで飛ばし、数えの85歳まで長生きしました。それが貝原益軒です。 養生とはいのちを養うこと。 儒学者、医者、本草学者でもあった益軒は、自分の知識と体験を『養生訓』