ある日、森の中でクマさんのウンコに出会ったら ツキノワグマ研究者のウンコ採集フン闘記
25年間にわたってウンコを拾い続け、ツキノワグマの謎に包まれた生態を明らかにしてきたクマ博士・小池伸介氏が数奇な研究人生と“クマの本当の姿”を語る自然科学エッセイ。 体を張った研究の果てに見えてきた森林におけるクマの役割と自然の神秘とは? ツキノワグマ研究者のウンコ採集フン闘記。 研究者の愛が炸裂する動物研究記です。 ***読者の声、続々届いています!*** ●小池先生のクマを思う一途な気持ちがすてき。「クマから選ばれた人」という感じがします(写真家・土肥美帆氏) ●一気読み! 著者の小池氏が自身の四半世紀をかけて追い求めてきたクマ研究とその成果を綴るフィールドワーク本。その苦労と試行錯誤の日々がユーモアたっぷりに描かれる王道のフィールドワーク本の面白さにぞっこんにさせられる。 ツキノワグマが季節によって食性を大きく変えることや、移動範囲なんかがフンの研究1本でつまびらかにされてゆく過程にゾクゾクしっぱなし。そうして、小池氏自身が魅せられた研究という世界の魅力とクマという生物の魅力に耳目を引っ張られてゆく本になっている。 ●私は子どもの頃からくま好きで、くま本をコレクションして