コーポレートガバナンス入門 (岩波新書 新赤版 2065)
企業が投資家から評価され、中長期的な成長を実現するための切り札として「コーポレートガバナンス」重視の流れが世界的に強まっている。この概念はどのように生まれたのか、各国でどのような規律が行われているかなどを概説しながら、「コーポレートガバナンスの本質」を明確にし、ビジネスに必須の知識を提供する。 目 次 まえがき 第一章 混迷する「コーポレートガバナンス」論 第二章 コーポレートガバナンスの目的と企業価値 第三章 「良い」コーポレートガバナンスとはどのようなものなのか 第四章 コーポレートガバナンスのための「仕組み」 第五章 コーポレートガバナンス改革の歴史 第六章 「器」としての企業統治機構の設計――米英独仏の場合 第七章 「器」としての企業統治機構の設計――日本の場合 第八章 コーポレートガバナンスの現在地とその行方 主な参考文献 あとがき 索 引