計算機と脳 (ちくま学芸文庫)

内容(「BOOK」データベースより) 脳のはたらきはアナログ的なものなのか、デジタル的なものなのかコンピューターの開発にも大きく寄与したフォン・ノイマンが数学者の視点から脳のしくみを考察した、最晩年の著書。ニューロンのふるまいとアナログ計算機・デジタル計算機の処理手順を比較しつつ、中枢神経系のふるまいを記述するためのまったく新しい“脳の言語”の可能性を指摘する。電子計算機が登場して間もない黎明期に、天才数学者が試みた先駆的考察。新訳。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) ノイマン J.フォン 1903‐57年。ハンガリー、ブダペスト生まれの数学者。ゲッティンゲンでヒルベルトに師事の後、渡米。量子力学、ゲーム理論、計算機科学、気象学など多岐にわたる分野で業績を挙げた 柴田/裕之 1959年生まれ。早稲田大学、Earlham College卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)