大江健三郎 『燃えあがる緑の木』 2019年9月 (NHK100分de名著)
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「祈り」はいかに可能か 既成の宗教に拠らない「魂の救済」は、現代において可能なのか──。一人の「救い主」の誕生と、彼を中心とした「教会」創生の物語を読み解くことで、生きることの意味、共同体のあり方などについて考察を深めていく。執筆当時、大江自身によって「最後の小説」と位置付けられた大作に取り組む。
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