歌舞伎町弁護士 (小学館新書 488)
夜の街のルール、私がご案内しましょう 欲望渦巻く新宿・歌舞伎町では、日々、多様な事件が起きている。 詐欺師集団に全財産を奪われた地主の息子 性風俗店で本番トラブルを起こした霞が関官僚 お腹の子供のDNA鑑定を求める風俗嬢 留置場に入れられたスカウトマン そして医学部中退の若きデリヘル社長 トラブルに遭った人も、ナイトビジネスの経営者も、窮地に陥った時の強い味方が「歌舞伎町弁護士」だ。 3000件以上の風俗トラブルを担当したのを始め、ナイトビジネスにまつわる依頼を数多く解決してきた弁護士が、「弁護士バッジ」越しに見る“日本一の歓楽街”の現在と未来―― さらに風営法改正、悪質スカウト問題、風俗合法化議論まで徹底解説する。 【編集担当からのおすすめ情報】 煌びやかなシャンデリアの下で、積み上げられたシャンパングラス――皆さんが抱く「歌舞伎町」のイメージは、そういったものでしょうか。 それとも、泥酔した人が倒れ込み、怒声が響くいざこざがあちこちで起きている――といったところでしょうか。 どちらも、ごく一部の側面でしかありません。 著者は、日本でも珍しい「ナイトビジネス」分野を