[新装版]稲盛和夫の哲学 人は何のために生きるのか

内容紹介 いま多くの日本人は、物質的にある程度豊かな生活を送れているにも関わらず、心は満たされず、つねに不安を抱きながら生きています。それは、人間の生き方や考え方について真剣に考えることなく、また、人を思いやることも忘れ、ただ利己的に生きているからではないかと思います。 喫緊の課題として私たちに求められているのは、「人間は何のために生きるのか」という根本的な問いに真正面から対峙し、ベーシックな哲学、人生観を確立することなのです。――以上は、本書における著者のメッセージを要約したものです。 「人間の存在と生きる価値について」「意識について」「欲望について」「自由について」「運命と因果応報の法則について」「情と理について」「共生と競争について」などの切り口から、素晴らしい人生を送るための考え方の軸を提案していきます。 思想家としての稲盛和夫氏の「磨き上げた言葉」が詰まった、後世に残る代表作。 この作品は、2001年11月にPHP研究所より刊行された。 著者について 京セラ名誉会長