みち (かがくのとも絵本)
内容紹介 五味太郎さんは、これまで400冊以上の絵本を描き、100点以上の作品が世界20カ国以上で翻訳出版されている、絵本界の巨人です。その五味さんが工業デザイナーを経て28歳で絵本デビューした時のデビュー作がこの作品です。狭い道、広い道、一本道、分かれ道、「人が通る道ではない」道、飛行機の道、汽車の道……と、次々に多様な道を見せていく本作は、分かれ道で立ち止まり、絵本作家の道へ一歩を踏み出したちょうどその頃の、若き日の著者の気概を描いているようにも思えます。「道は色々なものを見せてくれる。さあ道を歩いてごらん」というメッセージは、70歳を過ぎた現在の著者から贈られる、励ましのメッセージのようでもあります。五味太郎のカラフルな色使いは、45年も前から既に始まり現在に繋がっていることが、本作を見ると判ります。福音館の月刊絵本「かがくのとも」創刊50周年を記念して、半世紀の時を経て甦る出版です。ファン必見の作品です。 内容(「BOOK」データベースより) 五味太郎が28歳のときに描いた絵本デビュー作が、ハードカバーで登場です。 レビュー 【出版社からのコメント】 五味太郎さん