国費解剖 知られざる政府予算の病巣 (日経プレミアシリーズ)

【内容紹介】 「コロナ予備費12兆円。その9割が使途を追えない」 「補助金拠出の基金乱立。2兆6000億円を過剰積み立て」 「農家のコメ減収補填、実需の238倍超の予算を温存」  「コンサル頼みの委託事業 1人1時間3万円超の人件費」 …  財政悪化の一方で、膨張を続ける国家予算。 その内実を紐解けば、莫大な政府の”ムダ遣い”が明らかになる。  緻密な取材から国費のブラックボックスに迫り     SNSで大きな反響を呼んだ、日本経済新聞の好評連載を大幅加筆のうえ新書化。 【目次】 はじめに  序章 コロナ予算はどこにいった? 第1章 予備費の誘惑、乱発される「緊急事態」 第2章 基金という名の「ブラックボックス」  第3章 特別会計、今も「離れですき焼き」  第4章 コンサル頼みの委託事業  第5章 政府の辞書に「検証」なし  第6章 国と地方、無責任の連鎖