ことばの白地図を歩く: 翻訳と魔法のあいだ (シリーズ「あいだで考える」)

シリーズ「あいだで考える」創刊 不確かな時代を共に生きていくために必要な 「自ら考える力」 「他者と対話する力」 「遠い世界を想像する力」 を養う多様な視点を提供する、 10代以上すべての人のための人文書のシリーズ。 * 『ことばの白地図を歩く――翻訳と魔法のあいだ』 ロシア文学の研究者であり翻訳者である著者が、 自身の留学体験や文芸翻訳の実例をふまえながら、 他言語に身をゆだねる魅力や迷いや醍醐味について語り届ける。 「異文化」の概念を解きほぐしながら、 読書体験という魔法を翻訳することの奥深さを、 読者と一緒に“クエスト方式”で考える。 読書の溢れんばかりの喜びに満ちた一冊。 (装画:小林マキ) * 制作中のため、変更の可能性があります。 はじめに 印刷機からのメッセージ 1章 ことばの子供時代 ── 地図をひろげてみる     ことばと出会う     宝の地図にひそむ妖怪     ことばの子供時代     目標を考えてみる     コラム 占いを味方につける 2章 文化の選びかた ── 地図を歩きはじめる     好きな文化を担っていい     エレベーター