校閲記者も迷う日本語表現

この言葉、使っていますか?  ・「ひとごと」に対して「自分ごと」  ・「おかしい」と感じつつも使われる「いつぶり」  ・「ほぼ」と「ほぼほぼ」どう違う?   何かおかしい。悩ましい言葉の使い分け。  ニュースの最前線で奮闘する新聞校閲記者が、今どきの「言葉」事情を解説。  日々の新聞制作やニュースサイト編成を通じて、校閲記者たちは使い方に悩んだり間違えやすかったりする言葉や紛らわしい言葉の意味の違いと格闘しています。本書では、校閲記者たちが気になる言葉遣いについて質問を投げかけ、読者の感じ方を調査し、解説します。回答結果から見えてきた「言葉」の現況はいかに? 毎日新聞校閲センターが運営するサイト「毎日ことばplus」の人気コーナー「質問ことば」、待望の書籍化。 本書は、用法の間違いを指摘し、「使ってはいけない」と指導するものではありません。実際には、誤用とは言い切れないものもあるのです。なぜそのような表現が生まれるのか、その原因を究明するのが狙いです。校閲の赤入れ写真と解説で構成するコラム「つぶやき写真」で、視覚的な理解が深まります。言葉好きの人、誤りのない文章を書きたい人、校正・