実践 行動変容のためのヘルスコミュニケーションー人を動かす10原則
人を動かすにはコツがある! 「何を、どう伝えれば、行動を変えてもらえるのだろう」そんなお悩みを解決する健康医療情報の伝え方を、楽しく学べる入門書です。対面のコミュニケーションはもちろん、紙媒体やウェブ、オンラインなどでも生かすことができる、科学的根拠に基づく10原則を中心に解説しています。 目次 はじめに 本書について 「人を動かす10原則」って、どんなもの 第1章 【基礎編】人を動かすには、コツがある 行動変容のための基礎知識 ●4つのハードル ●人には2つの心がある ●2つの基本を意識する10原則を活用する ●10原則の活用効果――婦人科検診の案内文書によるランダム比較研究 ●改善! ビフォー・アフター 良い点と良くない点をピックアップ/チェックシートで採点/10原則で改善 第2章 【原則編】小さな工夫で、大きな効果 [原則01]驚きを与える 毎日、机の上に174部の新聞 疲れ切っている人の興味を引く 「タキ」と呼ばれて 予想外の驚きが興味を引く 「驚きを与える」をどう使う ●やめられない止まらないお菓子の場合 ●甘くておいしいジュースの場合 コラム:アイデア発想の基本 [原則02