十歳のきみへ―九十五歳のわたしから

内容紹介 いのちとは、人間とは、家族と は、平和とは……。子どもたち にどうしても伝えておきたい メッセージ。親・子・孫の三世 代をつなぐ感動のロングセラー 大切なことは――ゆるしの心を持つこと、大人になったら自分の時 間を人のために使うこと、人を助けるために科学を使うこと、夢が 生きがいを与えてくれること。日本中の子どもに読みつがれていて、 教科書にも紹介されています。 1911年、6人兄弟の3番目として山口市に生まれる。医師になろうかと思い始めたのは10歳のとき。母のいのちをかかりつけの医師が救ってくれたときから、1937年に京都大学医学部を卒業。1941年に東京都中央区築地にある聖路加国際病院に内科医として勤務。以来、院長などを経て、現在は同病院名誉院長・理事長。また、医師および看護師の教育にも長く携わり、1974年?1998年には、聖路加看護大学学長。現在は同大学名誉学長・理事長。2005年、文化勲章を受章。 今だからこそ輝く 日野原先生の思い 社団法人日本図書館協会 社団法人全国学校図書館協議会選定図書。平成23年度、東京書籍版『小学校六年 国語教科書』に文章が採択